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【小説】リゾナントブルーのМVからストーリーを想像するスレ 第127話 [無断転載禁止]©2ch.net

1 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/08/02(火) 21:30:01.36 0
「なに、言ってるんだよ、チェルシー、君は僕に恋という魔法の媚薬をくれたじゃないか」

第126話『 Chelsy 』 より


前回のお話はこちら↓
【小説】リゾナントブルーのМVからストーリーを想像するスレ 第126話
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284 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/08/13(土) 03:20:10.62 0
何という事だ。目を見開く程の衝撃。
えりぽんからのあーんを何の疑問もなく受け入れた事とかそういう事じゃなくて。
醤油ベースのタレで香ばしく焼かれた豚肉と青ネギを、口に入れられたと思ったんだけど、
肉類にはありえないモチモチとした食感。揚げて煮込んだお餅?お餅を丼として乗せちゃってる訳?
いやでもそこまでの粘着系でも無いか。となると……なんじゃろこれ?
モッチリ、プニプニと押し返してくる程よい弾力。かつ舌を包み込むかのような口当たりの滑らかさ。
そう、言うなればウチの大好きなフクちゃんの二の腕をお口の中で優しくハムハムしてるかのような。
うっとりする程の二の腕完全再現!これじゃ!これをウチは求めていたんじゃな!!

「里保、キモイ程の解説が全部声に出とぅ。美味しかろ?」
確かに味も美味しい。甘辛くて、好みの味だ。山椒のアクセントもピリリと効いている。
一口食べたら丼ごと渡されたので二の腕の口当たりを求める内に、あっという間に平らげてしまった。

「うん、美味しかった!…けど、えりぽん?これなんのお肉?」
「んー、えりにもよく分からん。聖は『ああぁっふっふぅ!丼』って言っとった」」
「とっても美味しいです。でも箸が止まらなくて苦しいです」
確かに、二の腕の感触を求めて次から次へと食べたくなる。

「ああぁっふっふぅ丼?なんか言いにくいけど耳には残るね」
それにしても何だか卑猥な響きだ。ウチの気のせいじゃろうか。
まーたいかがわしい物を販売してるだとかなんとか言われなきゃ良いけど。
ふと、優樹ちゃんが食べていたお皿を見るとチョコレートソースが残っている。
既に積まれている皿といい、どうやらこの丼とはまた違う試作品もあるようだ。

285 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/08/13(土) 03:22:55.66 0
「ああぁっふっふぅ丼やなくて『ああぁっふっふぅ!丼』です!
あぁーーー!おはようございます鞘師さん!
リニューアルオープンに相応しい商品を!っちゅう事で、試作を重ねてる所なんです。
ってあれ?佐藤さんどこ行きはったんです?」
やたらハイテンションな尾形ちゃんが厨房からワゴンを持ってきた。

「おはよう尾形ちゃん。優樹ちゃんなら外でシャボン玉してくるって」
「えぇー、次はWはるなの自信作やのにー。ほな、鞘師さん!これも食べてみて下さいな♪」
そう言って目の前に置かれたのはランチョンマット、キッチンペーパー、クッキングシートの敷物三重層。
「んっ?」
「え、ちょっと、はーちん?」
「これは流石に食べられんっちゃろ」

「まーまーまー、焦らんといてや〜。これを敷いとかんと置かれへんねん」
手袋付けてトング片手に鼻歌混じりで次に尾形ちゃんがワゴンからそっと取り出したのは――-

(イメージ画像) http://i.imgur.com/dAtGiei.jpg

「ジャーン!『薄くて軽い白×黒クッキー』!!」
その名の通り薄いクッキー生地で出来たレース状の蓋と器。
開けると中には小さくて可愛い形をしたクッキーが詰め込まれている。
焼き立てのせいかバニラの香りとココアの香りがふわりと立ち上ってくる。

「なんねこれ!バリ可愛いんやけど」
「凄い!!器自体もクッキーになってます!」
「おおー、見た目のインパクトもバッチリじゃな」
蝶や花、犬や猫に熊にウサギと色々な動物達の顔が描いてあるもの、
アルファベットの形等、様々なクッキーが目を楽しませてくれる。

286 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/08/13(土) 03:25:13.07 0
「企画会議で全部食べれるのがええやないですかって言ったらこうなりました!
あ、今回のクッキー生地作ったんは鈴木さんですから安心して下さい。
飯窪さんと尾形は絞り袋に入れた生地で絵を描いたのを焼いて、形を整えただけなんで」
そう言いながら誇らしげに尾形ちゃんが胸を張る。
・・・残念ながら今日もそこに山脈を確認する事は出来なかった。
あ。えりぽんもそんな悲しそうな目で見ない。
真莉愛ちゃんは可愛い可愛いと言いながらクッキーに釘付けになってる。

「さあさあ!見てるのもええですけど折角出来立てなんですから皆さん食べてみて下さいよ」
「なんか綺麗で食べるの勿体ないね。持っちゃったし・・・ウチは蓋から行くかのぅ」
レース状の蓋を持ってみると想像以上に軽くてまだほのかに暖かい。
「この蝶一個しかないけど食べてよかと?」
「真莉愛はウサギさん!」

「「「いただきまーす」」」

フワッ。サクッ。
まだ暖かいからか想像以上に軽い口当たり。
齧った先からすぐに解けて口一杯に優しい甘さが広がっていく。
「美味しーい!はーちん天才!!」
「せやろー。ってちょっと暑苦しいわ〜」
感激のあまり立ち上がった真莉愛ちゃんが間髪入れずに尾形ちゃんに抱きついた。
暑いわー!と言いながらも剥がす素振りもなく、褒められて嬉しそうにしている。

「おー。ラングドシャにしたんだ。うん、今度は美味しく出来てるよ尾形ちゃん」
ん?【今度は】という不穏な単語には目をつぶる事にしよう。
「ラングドシャ?なにそれ」
「知らん?卵白で作ったクッキーの事っちゃん。北海道銘菓な白い○人とかのアレ」
「!なるほど、そう言われれば確かに。でも出来立てでちょっと柔らかいのも食べれるし
可愛いし、ウチはこっちの方が好きかな」

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