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【小説】リゾナントブルーのМVからストーリーを想像するスレ 第136話 [無断転載禁止]©2ch.net

1 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 21:08:47.53 0
「れいな」

さゆみが、呼ぶ声がする。
振り返ると、いつの間にかそこには、仲間がいた。

れいなは笑うことも、ほっとすることもなかった。
一歩ずつ、彼女たちへと近づく。

一人じゃなかった。いつだって。
れいなには、彼女たちが、頼りのある仲間がいた。
4年在籍して初めて知ったような感覚に包まれる。

風が、吹く。
雲を散らし、太陽が世界を照らす頃、共鳴が、静かに響いた

第135話『the new WIND―――共鳴の果てに』より

前回のお話はこちら
【小説】リゾナントブルーのМVからストーリーを想像するスレ 第135話
http://hanabi.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1479040811/

【用語】@wiki
http://www39.atwiki.jp/resonant/

【過去】第1話〜第20話のログまとめ
http://resonant.web.fc2.com/

【保管1】まとめサイト(仮)※第1話〜第24話の小説は収録完了
http://www45.atwiki.jp/papayaga0226/

【保管2】まとめサイト Ver.2 第25話〜第43話
http://resonanter.blog47.fc2.com/ ※IEで閲覧できない場合は火狐かChromeの導入を推奨
http://www61.atwiki.jp/i914/ IEの方はこちら

【保管3】暫定保管庫(まとめサイト3) 第44話〜第104話
http://www35.atwiki.jp/marcher/

【保管4】まとめサイト Ver.4 過去ログ保管・編集中 第105話以降
http://resonant4.cloud-line.com

【スレのテンプレ・感想・作品のあとがき 他】したらば掲示板
http://jbbs.shitaraba.net/music/22534/

2 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 21:09:56.36 0
【リゾスレ初心者向けQ&A】
Q.リゾスレって?
A.モーニング娘。36thシングル「リゾナント ブルー」のPV(Another ver.)から想像に想像を膨らませた作品を投稿し共有するスレです
 作者によって異なりますが、大まかに共通している設定は→超能力を持つ「リゾナンター」を名乗る少女たちが仲間同士心を通わせつつ「ダークネス」を名乗る敵の組織と戦う

Q.最初に読むとしたらどの作品?
A.まずはテンプレ>>1の過去ログまとめで第1話(第1スレ)に目を通し、まとめサイトにある初期の一大長編『蒼の共鳴』や最近の一大長編『リゾナンターΧ』を読んでみては?

Q.作品や用語について質問するには?
A.遠慮なく書き込めばスレに何人もいるであろう「生き字引」が24時間以内に答えてくれるでしょう(多分)

【リゾブルのオリメンより】
川*’ー’) < テンプレの設定やまとめサイトを参考にして自由に想像するやよ
ノ|c| ・e・) < 登場人物の能力やストーリーの背景・設定は作者さんの自由なのだ
ノノ*^ー^) < シリアル路線でもコメディ路線でもお好きなものどうぞ
从*・ 。.・) < AAを使ったものや1レス完結ものでもOKなの
从*´ ヮ`) < 他の作者さんの設定を流用するのもありっちゃ
ノリo´ゥ`リ < 気に入った話の続きや繋ぎの話を書いてみるのもありカナ☆
川=´┴`) < プロットを書いて他の作者さんにストーリーを書いてっておねだりしてもええで
川*^A^) < アーでも書いてくれるかは作者さん次第ヨ
川´・_o・) < ソッカー

【作品投稿の注意】
1レス60行まで→現在はそういう設定(エラー:改行が多すぎます!)
現在、短時間での連続投稿規制等についてはサーバー毎の設定によって変化してますので
エラーコード(「ERROR - 593 60 sec たたないと書けません。)等が出たら
落ち着いてまずはこちらをご確認下さい→http://info.2ch.net/index.php/書き込めない時の早見表

3 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 21:10:46.36 0
【リゾブルのオリメンより】
川*’ー’) < テンプレの設定やまとめサイトを参考にして自由に想像するやよ
ノ|c| ・e・) < 登場人物の能力やストーリーの背景・設定は作者さんの自由なのだ
ノノ*^ー^) < シリアル路線でもコメディ路線でもお好きなものどうぞ
从*・ 。.・) < AAを使ったものや1レス完結ものでもOKなの
从*´ ヮ`) < 他の作者さんの設定を流用するのもありっちゃ
ノリo´ゥ`リ < 気に入った話の続きや繋ぎの話を書いてみるのもありカナ☆
川=´┴`) < プロットを書いて他の作者さんにストーリーを書いてっておねだりしてもええで
川*^A^) < アーでも書いてくれるかは作者さん次第ヨ
川´・_o・) < ソッカー

【作品投稿の注意】
1レス32行まで→そういう設定(エラー:改行が多すぎます!)
10レスまで→連続投稿規制(バイバイさるさん)

4 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 21:12:03.49 0
能力一覧(PDF)
https://www.dropbox.com/s/vrqcmd7ftoq6wve/%E8%83%BD%E5%8A%9B%E5%88%86%E9%A1%9E.pdf?dl=0

【呼び方マトリックス(PDF)】
https://www.dropbox.com/s/5k86lp387kjvgf8/%E5%91%BC%E3%81%B3%E6%96%B9%E3%83%9E%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%AF%E3%82%B9.pdf?dl=0

リゾナンターがカードゲームに!?(PDF)
https://www.dropbox.com/s/actukxgh6d6hbdi/RsCG_161_.pdf?dl=0

5 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 21:12:39.63 0
【TV・映画イメージ】
リゾナンターEDイメージ(字あり提供入)
http://jp.youtube.com/watch?v=ijT95qkTqfA&;;;;NR=1
リゾナンター予告イメージ
http://jp.youtube.com/watch?v=wSVKqpCYrQs
リゾナンター予告編・i914Ver.  ※血液等の映像が含まれますので苦手な方は見ないほうがいいです
http://jp.youtube.com/watch?v=TEsl4BjQ8sA
リゾナンターの予告編パート2/映画風
http://jp.youtube.com/watch?v=9Rvh02cQQoI&;;;;fmt=6
リゾナンター/共鳴セヨ
http://jp.youtube.com/watch?v=3m65hxrvduY
リゾナンター予告編/ダークネスVer.
http://jp.youtube.com/watch?v=OkFqDKBJUBg&;;;;fmt=6
イントロダクション
http://www.youtube.com/watch?v=srvVoDEse2g
リゾスレ一周年記念動画
http://www.youtube.com/watch?v=VBgPc_o1u0E&;;;;fmt=18
The loneliness of the girls
http://www.youtube.com/watch?v=4IAclB1_-zs

@wiki 作者別作品一覧より
「BGMの人」「禍刻の人」の動画はこちら
http://www39.atwiki.jp/resonant/pages/188.html
「間取りの人」「I'll beの人」の作品はこちら
http://www39.atwiki.jp/resonant/pages/185.html

6 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 21:13:49.21 0
【 カラフル期が好きなんだけどこれは読んどけっていうのある? 】

『「リゾナンター。大好き」』
http://www35.atwiki.jp/marcher/sp/pages/630.html?guid=on

『リゾナンターΧ』
http://www35.atwiki.jp/marcher/sp/pages/696.html?guid=on

『colorfull戦隊リゾナントガールズ(仮)』
http://www35.atwiki.jp/marcher/sp/pages/690.html?guid=on

『リゾナント殺人請負事務所録』
http://www35.atwiki.jp/marcher/pages/895.html

『Help me!!』
http://www35.atwiki.jp/marcher/sp/pages/728.html?guid=on

『■■シリーズ』
http://www35.atwiki.jp/marcher/m/pages/320.html?guid=on

7 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 21:14:31.78 0
ふくらむ みずぎ 先生による「大人の為のああぁっふっふぅ講座」

ノノ刀e _l‘)<近頃は何でもかんでも「ああぁっふっふぅ」言わせておけば笑いが取れるという間違った風潮が見られます
ノノ刀e _l‘)<そこで今日はみずきが正しい「ああぁっふっふぅ」の使い方を教えてあげる

Lesson1.普通の使い方
ノノ刀e _l‘)<ああぁっふっふぅ!

Lesson2.何かを思い出した時
ノノ刀e _l‘)<ああぁっふっふぅ!

Lesson3.飛んできた蟲に血管を食い破られた時
ノノ刀e _l‘)<ああぁっふっふぅ!

ノノ刀e _l‘)<ちなみに「ああっふっふぅ」は誤用ね。それでは楽しいああぁっふっふぅ!を

ノナo’u’o)< see you next thread!!

8 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 21:15:18.40 0
第135話 (2016/11/13(日) 21:40:11.67〜)

「閃光弾とか…投げる前に言わんね!!」
「えー、だってもう今しかタイミングなくて」
「小春ホント……バカなの?」
「ひどーい!!バカじゃないです!」
「久住サン、バカ違う。アホ」
「ジュンジュンそれひどくないかー?」
「ドンマイデス、ハイハイ」

閃光弾で光を失ったのは、男もリゾナンターも同じだった。
だが、この状況で、不思議と戦場が、笑顔に満ちていた。

 第134話『the new WIND―――』より


第135話 作品一覧

(135)69「祈りの夜」
http://hanabi.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1479040811/69-72


(135)89「春水ッキーニ」
http://hanabi.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1479040811/89-96

(135)128 モーニング戦隊リゾナンター’16 『ムキダシで向き合って』(Promotion Edit)
http://hanabi.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1479040811/128-129

(135)138 名無し保全中。。。(構成員は狼住民?)
http://hanabi.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1479040811/138

(135)143 聖、許しませんわ 第一話「衣梨奈 孤独の青春」
http://hanabi.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1479040811/143-144

(135)167 聖、許しませんわ 第二話「ワイルド7」
http://hanabi.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1479040811/167-168

(135)200 聖、許しませんわ 第三話「残酷なまーちゃんのテーゼ」
http://hanabi.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1479040811/200-202

9 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 21:15:53.51 0
(135)222『the new WIND―――共鳴の果てに』
http://hanabi.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1479040811/222-226

(135)247『Chelsy』44
http://hanabi.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1479040811/247-252

(135)304 聖、許しませんわ 第四話「ゴールドフィンガー」(自主規制ver)
http://hanabi.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1479040811/304-306

(135)331『死神』
http://hanabi.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1479040811/331-335

(135)355 名無し保全中。。。(ジョジョ飯窪)
http://hanabi.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1479040811/355

(135)365 名無し保全中。。。(怪獣アヤゴン)
http://hanabi.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1479040811/365

(135)369 名無し保全中。。。(天使の涙の幻獣遣い)
http://hanabi.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1479040811/369

10 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 21:16:43.13 0
(135)374『Chelsy』45
http://hanabi.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1479040811/374-378

(135)409 名無し保全中。。。(みちしげさいせ○)
http://hanabi.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1479040811/409

(135)423『the new WIND―――』
http://hanabi.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1479040811/423-431

(135)442 名無し保全中。。。(構成員は道重ファン?)
http://hanabi.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1479040811/442

11 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 21:19:28.46 0
>>1-10
以上テンプレ終了

道重再生ということもあって『the new WIND―――共鳴の果てに』をテンプレにさせていただきました

12 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 21:21:43.38 0
スレ立て乙です

ズッキーニじゃなかったw

13 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 21:26:33.57 0
乙おつ
個人的にはズッキーニも見たかったけど妥当といえば妥当ですね

14 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 21:28:19.48 0
乙で────────────────────────────────────す!

15 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 21:33:20.93 0
日曜夜とか人居るのかと

16 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 21:33:22.97 0
何分で落ちるんだか

17 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 21:36:31.26 0
取り敢えず48レスまでは20分で落ちます

18 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 21:37:00.18 0
協力しまっせ

19 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 21:37:01.64 0
前スレだと48レスまで1時間20分ぐらいはキープできてたようですね

20 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 21:37:40.33 0
まあ伸ばしますかね

21 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 21:38:51.10 0
新スレ乙です

22 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 21:39:22.51 0
『the new WIND―――』もいよいよ終盤
このスレか次スレで完結なのかな

23 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 21:40:33.02 0
新しい作品も待ってますよ

24 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 21:41:32.80 0
さゆも再生したことですしね

25 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 21:44:40.93 0
>>24
「さゆが再生したことdeati氏ねとはどういうことだ」
『また言ってるよこの人』
【もうダメかもしれんね】
「ちゃゆううううううううううう」

26 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 21:47:32.46 0
おっさんたち乙

27 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 21:54:03.44 0
どれ上げておきますか

28 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 21:55:53.62 0
前もってお題でも決めておいた方が良かったカナ

29 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 21:58:33.60 0
そうかもしれませんね
もうとりあえず48まで伸ばしますか

30 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 22:00:38.24 0
握手会行った人もいるのかね

31 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 22:01:43.31 0
保田さんの凄いスレタイがあったがw

32 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 22:06:31.24 0
握手会の感想とか?お題

33 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 22:07:57.98 0
もう家に帰れたのかな

34 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 22:09:20.36 0
セルシウスの襲撃は免れたのだろうか

35 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 22:15:04.71 0
体調の悪かったメンバーには今日の天候はきつかったろうな

36 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 22:15:59.05 0
まだ危険水域なのか

37 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 22:17:25.78 0
即死は48か58かだっけ

38 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 22:18:08.60 0
第135話 (2016/11/13(日) 21:40:11.67〜2016/11/27(日) 21:21:09.07)

「閃光弾とか…投げる前に言わんね!!」
「えー、だってもう今しかタイミングなくて」
「小春ホント……バカなの?」
「ひどーい!!バカじゃないです!」
「久住サン、バカ違う。アホ」
「ジュンジュンそれひどくないかー?」
「ドンマイデス、ハイハイ」

閃光弾で光を失ったのは、男もリゾナンターも同じだった。
だが、この状況で、不思議と戦場が、笑顔に満ちていた。

 第134話『the new WIND―――』より


第135話 作品一覧

(135)69「祈りの夜」
http://resonant4.cloud-line.com/resonant4/logmap/135/135-69

(135)89「春水ッキーニ」
http://resonant4.cloud-line.com/resonant4/logmap/135/135-89

(135)128 モーニング戦隊リゾナンター’16 『ムキダシで向き合って』(Promotion Edit)
http://resonant4.cloud-line.com/resonant4/logmap/135/135-128

(135)138 名無し保全中。。。(構成員は狼住民?)
http://resonant4.cloud-line.com/resonant4/logmap/135/135-138

(135)143 聖、許しませんわ 第一話「衣梨奈 孤独の青春」
http://resonant4.cloud-line.com/resonant4/logmap/135/135-143

(135)167 聖、許しませんわ 第二話「ワイルド7」
http://resonant4.cloud-line.com/resonant4/logmap/135/135-167

(135)200 聖、許しませんわ 第三話「残酷なまーちゃんのテーゼ」
http://resonant4.cloud-line.com/resonant4/logmap/135/135-200

39 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 22:18:11.17 0
支援

40 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 22:18:31.54 0
(135)222『the new WIND―――共鳴の果てに』
http://resonant4.cloud-line.com/resonant4/logmap/135/135-222

(135)247『Chelsy』44
http://resonant4.cloud-line.com/resonant4/logmap/135/135-247

(135)304 聖、許しませんわ 第四話「ゴールドフィンガー」(自主規制ver)
http://resonant4.cloud-line.com/resonant4/logmap/135/135-304

(135)331『死神』
http://resonant4.cloud-line.com/resonant4/logmap/135/135-331

(135)355 名無し保全中。。。(ジョジョ飯窪)
http://resonant4.cloud-line.com/resonant4/logmap/135/135-355

(135)365 名無し保全中。。。(怪獣アヤゴン)
http://resonant4.cloud-line.com/resonant4/logmap/135/135-365

(135)369 名無し保全中。。。(天使の涙の幻獣遣い)
http://resonant4.cloud-line.com/resonant4/logmap/135/135-369

41 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 22:18:53.59 0
(135)374『Chelsy』45
http://resonant4.cloud-line.com/resonant4/logmap/135/135-374

(135)409 名無し保全中。。。(みちしげさいせ○)
http://resonant4.cloud-line.com/resonant4/logmap/135/135-409

(135)423『the new WIND―――共鳴の果てに』
http://resonant4.cloud-line.com/resonant4/logmap/135/135-423

(135)442 名無し保全中。。。(みちしげさいせい)
http://resonant4.cloud-line.com/resonant4/logmap/135/135-442

42 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 22:19:25.32 0
紫煙

43 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 22:19:50.77 0
>>38 >>40-41
※リンク先は暫定

44 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 22:20:11.93 0
私怨

45 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 22:21:29.87 0
>>43
とりあえず乙です

46 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 22:22:18.28 0
試演

47 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 22:22:28.71 0
もう少しなのかな

48 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 22:23:24.40 0
ほぜなん

49 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 22:23:52.28 0


50 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 22:24:03.56 0
48到達乙

51 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 22:24:43.98 0
アンチスレからだけどリゾスレ的には何か胸の熱くなる話…

T&T〜黄色と水色〜DVDでの対談より

高橋「(リーダー)になったときから助けを求めてたじゃんれいなに」
田中「えっそうだった?」
高橋「すごい傍にいてくれたの」
高橋「さゆとえりはガキさんと仲良かったからさあ」
田中「たしかに」
高橋「なんか敵に見えたもん」
高橋「別に喧嘩してるわけじゃないんだけどガキさんに『リーダーなんだからちゃんと言ってよ』って後から言われたんだけど」
田中「ああなるほど」
高橋「ガキさんは我慢できないタイプじゃん?」
田中「うんうんうん」
高橋「だから言ってくれてたんだけど『それは私の役目じゃないでしょ』ってすごい言われて、たしかにと思って」
田中「そっかーなるほどねえ」
高橋「言ってることは正しいんだけどすごい独りぼっちと思っちゃって」
田中「うーん」
高橋「でもれいなが居てくれた」
田中「れいなも独りやったけんねある意味(笑)」
高橋「独りだったんだけどね私も、私も独りでどっか行っちゃうタイプだし」
田中「そうなのかあ」
高橋「敵だと思ったよーって言ったことあるけどね二人(さゆとえり)に」
田中「うそーなんて言ってた?」
高橋「『そんなことなーい』って言ってたけどね」

52 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 22:25:49.53 0
皆さん乙でした
あまり支援出来なくて申し訳ない

53 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 22:26:35.97 0
これは悲しみが木霊しますわ

54 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 22:30:10.44 0
>>51
この状況で小春とかもいたんだから心労も絶えなかったかもね

55 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 22:42:27.95 0
いい子だといっても異文化で育ったジュンリンもいたしね

56 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 22:42:42.97 0
やっと出会えた仲間、
信頼し始めた頃、
仲の良さの違いから、
ズレが生じ始めた──

『泣いちゃうかも』

57 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 23:01:38.06 0
>>30
行ってきました!ちぇる可愛かった…

58 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 23:03:57.17 0
>>51
れいなの孤独を救ってくれた愛ちゃん

でもれいなは愛ちゃんの孤独を救っていた

初期の頃の作品でこんな話あったと思う…

59 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 23:35:15.66 0
忘れてる方もいるかと思うので改めて連絡です

『リゾスレ'16総括チャット大会のお知らせ』

【チャット大会本番】
『リゾスレ'16総括チャット』
〔日時〕
・12月17日(土) 21時頃から
〔内容〕
・リゾスレ作品総括
・リゾスレの今後について
・13期メンバー加入について
・リゾスレ8年半と10周年に向けて
・"道重さゆみ再生"
・リゾスレ公式Twitter始動について
・その他フリートーク

チャット会場詳細については下記参照

チャット大会 決めごとスレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/22534/1216737277/

60 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/27(日) 23:36:19.78 0
リーダーとかエースって孤独なんでしょうね

61 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 00:05:42.21 0
注目されると言うのは孤独になるということの裏返し

つんく氏も言ってたね

62 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 00:15:46.40 0
有名は孤独の裏返し

さぁ目指すなら最上の

栄光とプライドだな


良い歌詞だ

63 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 01:38:32.06 0
今回のスレも作品でいっぱいになりますように

64 :ac226188.ppp.asahi-net.or.jp@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 02:16:37.57 0
めっちゃ怒られているのがテレビで放送されてしまった
http://tuinjkiop.sistrunk.biz/11290_0.html

65 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 03:11:57.16 0
近日中に問題作投下します

66 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 03:36:54.04 0
もしかして例のあれですかね
何にせよ期待

67 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 04:27:42.32 0
どうやら私は恋をしてしまったらしいです

ねえ何処にいるのですか

いつになったら会えるのですか

あなたの残した気配を追ってようやくここまで辿り着きました

もっとはっきり教えてくださればいいのに

そう思ってあなたのことを少し恨んだこともありました

いいえ、それは嘘

あなたのことを恨んだり、嫌ったことなど一度もありません

だってあなたはこの地上に舞い降りた天使なのだから

もしかしたらあなたはもうこの世界にはいないのかもしれない

世界に絶望してどこかへ去ってしまってもう戻ってこられない

そんな風に思ったことはあります

でもあなたはそんなことはしない

私があなたの元に辿り着けないのはきっと何か理由があるのでしょう

あなたのような清らかな天使が生きていくには、この世界はあまりにも穢れきってしまっているから

だからあなたは今はこの世界にはいない

でもどこかで鋭気を養われて、あわれな人間を救済する力が戻ったその時は私たちの元に舞い降りてくださる

ここ数週間の巡礼で私はそう確信しました

真面目だけが取柄の私は習い事と学校と自宅の往来しか出歩くことがありませんでした

級友の誘いや家族の勧めでさえ受け容れなかった頑なな私をこんなに動かすなんて

ほんとうにあなたの力は医大で素晴らしい

いいえおそらくあなたは他の誰かを動かそうなどとは露ほども思っておられないのでしょう

他の誰かを慈しむあなたの優しい心にただただ私が引き寄せられているだけなのでしょう

でも知って欲しい

私という人間がいるということをただあなたに知って欲しい

68 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 04:29:27.19 0
お寿司の食べ放題も、もつ鍋も、一人ラーメンもあなたの気配を感じたい

ただそれだけの思いで足を運んだんです

苦手なセロリも努力して克服しました

天使のあなたにとってみれば、私の行いなんて些細で馬鹿げたものに映るでしょう

でも知って欲しい

私という人間があなたにどんな思いを抱いているか

知りたいんです

何処に行けばあなたに逢えるのか

今日おみくじを引きました

大吉を引きました

最初は凶が出たけど、あなたに逢いたい思いで三回引き直した結果大吉を引きました

“待ち人来る”と書いてありました

でも私は待つつもりなんかありません

あなたのような人が私のもとに足を運んでくださるなんてとても思えないから

だから私から逢いに行きます

いつかあなたが天使の翼で地上に舞い降りた時、真っ先にあなたのもとに駆けつけたい

少しずつ強まるあなたの気配に喜びを覚えながら私は気付きました

どうやら私はあなたに恋をしてしまったらしいです



【天使追跡】(Angel Stalker)
山木梨沙が保有する能力者の存在を感知する能力
感知モード:レーダーのように周囲の能力者の位置を感知する能力であるが、対象を絞り込むことで能力の種類やレベルを判定することが可能
捜索モード:特定の能力を持つ者限定で探索する能力。感知モードに比べれば有効範囲も狭く、目標に到達するまでは何度も繰り返し捜索することが必要
直接的な戦闘能力は皆無であるが、複数による不意討ち、闇討ち、騙し討ちがデフォルトの暗部の戦闘においては能力者の位置や能力の種類を特定できるこの能力の重要性は高い
山木梨沙の能力を活用できる勢力があるとしたら、、それこそが組織の暗闘の勝利に一番近いのかもしれない

69 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 04:31:19.16 0
>>67-68
『天使追跡』
※山木梨沙

山木さんの思いが叶う日が来ることを願っております

>>65
問題作楽しみに待ってます

70 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 05:22:16.63 O


71 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 06:41:17.16 0
>>69
更新乙です間違って魔法使いスレ開いたのかと思ったw
てかこれもある意味問題作…最恐のストーカーというまぁさゆ以外害はないから良いけどw

72 :ac226188.ppp.asahi-net.or.jp@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 07:23:32.49 0
めっちゃ怒られているのがテレビで放送されてしまった
http://tuinjkiop.sistrunk.biz/11290_0.html

73 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 08:39:20.47 0
新スレおつです

74 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 10:09:42.03 0
>>69
ぶっ飛んだ話乙
リアルでも山木さんのストーキングはつづくんだろうな

75 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 12:07:25.21 O
これは敵軍(ふくちゃん)からストーキングされてるももちからのささやかな復讐

76 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 12:47:51.27 0
第五話「ピアノ・レッスン」

喫茶リゾナントにはピアノが置いてある一室がある
半ば物置部屋と化したその部屋だが、ピアノ周りは綺麗に整頓されている
ピアノの演奏が好きな野中美希は時間があるとそのピアノを弾かせてもらっていた
だが一つ不思議に思うことがある
それは…

そのピアノは常に一定のコンディションを保っているということだ
ピアノには演奏による部品の消耗や経年による劣化がついてまわる
美希の育った米国より湿度の高い日本では特にそうだろう

なのにリゾナントのそのピアノは常に優しい音で美希を包んでくれる
専門の調律師が訪れている様子も無いのにだ

“Who is tuning this piano?”
“a-ha”

日本語で質問しなおした結果、譜久村聖の答えはこうだった

「それはね、真夜中になるとどこからともなく小人さんが出てきて〜」

果たしてそのピアノは調律の必要が無い不可思議な代物なのか
それとも誰かが美希の知らない間に調律を行っているのか
その謎を解き明かすべく、美希は他の誰にも告げずピアノの置いてある部屋で泊まり込むことにした
物陰で寝袋に収まって眠る日が続いて四日目の夜

「小人さんの正体はあなただったんですか」
「えへへ」

物音に気付いて眠りから覚めた美希は、オーバーオールを着た佐藤優樹が鍵盤の蓋を外す作業をしているのを目にした

「言って下されば私も手伝わせていただいたのに」
「そうだね、じゃ次からお願い」

何処で手に入れたのか、チューニングハンマーや音叉を使って作業を進めていく優樹の邪魔にならないように努めながら、初めてリゾナントのピアノを弾いた時のことを話す美希

「実はあの時、一瞬だけ佐藤さんが物凄く怖い顔をされたような気がしたんです」
「バレてたか。野中ちゃんにまーの居場所を取らるような気がしてさ。なんか野中ちゃんとまーってどっか似てるし」

(そんな私と佐藤さんが似てるだなんて)

英会話とピアノという共通の特技はあっても、あらゆる点で佐藤と自分は違うという自覚が美希にはあった
違うという表現では生易しい、遠く及ばないという諦めのような思い

77 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 12:49:22.82 0
「だから私がいる時は、ピアノを弾かなくなったんですか」
「それは違う。まーは野中ちゃんのピアノがとーーっても好きだから。だから聴いていたい」

頻繁に行っていることもあってか、作業は早く済んだ
それでもほとんど夜を徹しての作業が終わった時、美希は優樹にある頼みごとをした

「今日は佐藤さんのピアノを聴かせてください」
「えーーーーっ。まぁ恥ずかしいな」

それでもオーバーオールを片袖状態にして鍵盤に向った優樹

(こ、これは)

丹念に楽譜通りに演奏しようとする美希とは違った優樹の演奏
ミスタッチも気にしない自由奔放な優樹の演奏は美希とは対照的だった

(やっぱり私と佐藤さんは全然似てなんかいない)

そんな美希の思いを見透かしたように優樹は笑った

「まーが似てるっていったのは枝葉の部分じゃなくて、幹の部分。たとえばピアノだったら演奏のスタイルとかじゃなくてピアノが好きって気持ちの部分」

美希は空気調律のチカラを発動させてみた
優樹を攻撃する為ではなく、チカラを発動させることでピアノの調べのもたらす空気の振動を心の奥底で感じるために

(ああ、やっぱり違うな。私と佐藤さんじゃ違いすぎるよ。でも)

人と人の間には違いがあって当たり前だ
でも無理に他の誰かに似せようとか、合わせようとか思わなくていい
優樹の演奏はそんな風に美希に語りかけてきているような気がした

「じゃあ今度は私と一緒に連弾していただけませんか」
「ええ、やだよ〜」

小さな椅子を半分こして腰かける二人
連弾用の楽譜が無いため、初歩的な練習曲を弾いていく
お互いを気遣うように、時に探るように
時に突き放すように、時に足並みを揃えるように

そんな演奏はやがて一つのメロディを織り成して

「こんな朝早くからピアノを演奏して。それも二人仲良く並んでなんて許せませんわ。聖も仲間に入れて」

次回、第六話「伊賀野カバ丸

78 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 12:50:31.97 0
>>76-77
聖、許せませんわ第五話「ピアノ・レッスン」

もうちょっときれいにまとめられたら独立した単発作品として上げたんですけどね

79 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 13:19:10.31 0
ふくちゃんが仲間に入れてと言うと何か違う意味あいがw
まーちぇるの意外だけど合う感じの組み合わせもよかったですが次回のタイトルが気になるw

80 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 13:23:24.42 0
             ― WARNING ―

・色々突っ込みどころがありますが気にしない
・どこかで見たようなオリキャラ(強調)が登場しますが、気にしない
・以上の注意書きを見て怪しいと思った方は回れ右で

81 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 13:25:16.93 0
東京にある、某「電脳都市」。
その一角に彼らの根城はあった。
ペンシルビルと言っても差し支えないような狭い区画に聳える、雑居ビル。
その最上階を占める小さなフロアが、今や日本の闇社会を掌握しつつある大組織のものだとは誰も思うまい。

小さな劇場を思わせるような空間。
最奥の「舞台」と呼ばれる檀上のさらに奥には、「先生」と呼ばれる組織の首魁の部屋がある。あまりに多忙な彼は、その椅子に滅多
に腰を下ろすことはないのだが。

「珍しい。組織の大幹部がこんな小劇場に何の用だい?」

「劇場」に現れた、一人の女。
ほぼ全ての明かりが落とされ、小さな電球のみがこの空間の光を担っている。
薄ぼんやりと照らされたその具合が、鼠色のパーカーによく合っていた。
その「劇場」の観客席に座るもう一人の女が声をかけたのは、闇が女の視覚システムに馴染み始めた時だった。

「冗談を。あんたがここにいるほうが不思議だ。今や組織のナンバーワン、自分のホームグラウンドにいる確率は『先生』とどっこい
どっこいだって聞くよ。実は、こっちがあんたの本拠地なんじゃないのか?」

皮肉交じりの言葉を投げる女に、もう一人の女は愛想笑いで返す。
相変わらず地味な顔だ。おまけに弱そうでもある。自分たちの組織は、派閥の財力が組織内のランクに結びつく。自分より明らかに弱
いであろうこの女が自分より高い位にいるのも、そのせいだ。

「何か景気のいい話はないの?」
「逆の話はあるけど。例の馬券予想の得意な先輩が組織を抜けるらしい。かつて組織の七柱にいたあの人がね。あの時の7人が、今や
あんた一人だ。『時代』を感じるね」

闇を自称するあの組織を追い越せ追い抜けでやってはきたが。
いくら実体のある実績を重ね続けても、最早「伝説」となった存在相手に意味は無い。それどころか、「先生」が新たに編成した別系
統の組織に猛追される始末。次世代のメンバーたちは着実に育っているとは言うけれど。

82 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 13:26:47.67 0
「そう言うあんたは、『時代』に取り入って得をする。随分前の『宴』でも『永遠殺し』をオブザーバーに入れて大盛況だったらしい
じゃないか」
「え?あんたもその場にいたじゃん」
「よせ。私はただの顔見せだ…で、『闇』を潰す算段でもついたのか?」

女が、ずばりと斬り込む。
敵対組織の幹部と親しくしてまでやることはそれしかない、とばかりに。

「ふざけんなって。知ってんだろ、あたしは元々あそこの雑兵。あたしがイーイー言ってた頃、あの人たちは既に世界を闇で掌握して
たんだ。『先生』の思惑はともかく、あたしが弓を引くわけがない」
「ふん…どうだかね」
「もちろん、野心がないわけじゃない。証拠に、ダークネスに楯突くって言う集団のことは常に監視してる」

鼠色パーカーに様々な点で疑われたと思ったのだろう。
地味顔の女は、一枚の写真を器用に投げ渡す。

「なるほど。敵の敵は味方ってこと?」
「とにかく、あんたも一度は見ておくべきだ。あたしたちが闇社会に生きるモノだということを思い出させてくれる」

パーカーの女が、写真を表にめくる。
満面の笑みでダブルピースしている姿は、無邪気そのもの。

「ただの子供にしか見えないが…」
「その集団の、要注意人物だ」
「…何だと?」

耳を疑った。
しかし曲がりなりにも組織のナンバーワンが言うことだ。俄かには信じたいが確かめないわけにはいかない。

83 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 13:27:46.24 0
「任務外だけど、行ってみるか」
「場所はわかってるのか?」
「…『喫茶リゾナント』。写真の情報から解析済みだ」

言いながら、写真を持ち主に投げ返す。
写真自体も既にスキャニングしてある。彼女にとって、現物は必要ない。

喫茶リゾナントについての情報は、ダークネスが喫茶店を襲撃する以前のものしかない。
確か、至高の光使いを中心とした、9人の能力者集団だったはず。とすれば写真の少女は新人だろうか。

劇場を後にするその瞬間。
女の高性能な聴覚センサーは聞き逃さなかった。

「…のために…いきたい…」

相手の鼻息で正確には聞き取れなかったが、確かに「いきたい」と。
荒い鼻息を吐きつつも本当は自分が喫茶店に行きたいというのか。自分の野心の為に、そして頂点に立ち続けるために。
腐ってもやはり「先生」の造り出した戦士と言うことか。

「劇場」を後にした組織最強のサイボーグが、喫茶リゾナントに迫ろうとしていた。

84 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 13:28:47.48 0


「いらっしゃいませー!!」

甲高い声の洗礼を浴びる、喫茶店の一番客。
人に出すことのできないのではないかという高音を発しているのは、喫茶リゾナントの四代目マスター・飯窪春菜だ。

「いつもにも増して耳に響く接客だねえ…」
「間賀さん久しぶりですねっ、何してたんですか?」

面食らう常連客を前に、満面の笑みで接客する春菜。
そう、普段から閑古鳥が鳴き続けて声を枯らしてしまう喫茶リゾナントにとって、常連客は大事な存在なのだ。

その頃、例の鼠色のパーカー女は。
既に喫茶店の中に、いた。しかも誰にも気づかれないように。
彼女の保有する「能力」からすれば、当然の話ではあるが。

― この黒髪の細い女は弱そうだ。チェックの対象から外して良いだろう ―

春菜を見ながら、失礼な一言。
女は春菜を既に能力者であることを見切っていた。

― 以前もそうであったように、この喫茶店で働く全ての人間は能力者だろう。そして、「例の少女」は学校が終わった頃にこの店に
顔を出す。なぜなら ―

春菜が、カウンターに入ってからすぐに、こう言ったからだ。

「今日はくどぅーと小田ちゃんとまーちゃんが早上がりか…たまには手伝ってもらわないとね」

もちろん、カウンターで隣にいなければ聞こえないような独り言。
だが。女の能力は。目は。耳は。もうこの喫茶店の全てを「把握」していた。

85 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 13:30:00.09 0
その後も、常連客と思しき数人が店を訪れる。

「あら江市さん、お目当てのくどぅーはまだ来ませんよ?」
「井後さん、新作の『ああぁっふっふぅ丼』試してみませんか?うちのオーナー一押しです!」

そして俄かに店が賑わってきたその時。

「ただいまーなうー!!」
「まーちゃん、急に能力使ってんじゃねえぞ!」
「しょうがないですよ工藤さん。佐藤さんが誰が一番に喫茶店に着くのか競争って言った時点で…」

― あれが、例の少女 ―

女の「目」が、佐藤優樹・工藤遥・小田さくらの三人に向けられる。
やはり三人とも能力者。今しがた「能力」を使ったというのはこの子か。会話と状況から、女はそれが優樹であることを分析していた。

― ここからは、一挙一動見逃さない。『細胞具』、全展開 ―

女の能力は、無から有を作ることのできる能力。
何もない空間に、ステルス性の「目」を、「耳」を、「鼻」を、「口」を、そして「皮膚」を作り出す。全てが、彼女自身と同様に高
性能の機械で作られていた。その気になれば目や口から殺傷性の高いレーザー光線を照射することも可能な、恐ろしい能力。

「今日は、珍しいくらに忙しいから三人ともキッチンに入って」
「はーい」

どうやら優樹を含めた三人の少女たちは店の手伝いをするらしい。
実力を測る一番てっとり早い方法は敵襲ではあるが、そんなことをしなくとも自分の「細胞具」があれば事足りる。
情報を手に入れようとキッチンに忍ばせた「耳」の出力を上げようとした矢先の出来事。

86 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 13:31:25.86 0
「ヒャアーーーーーーーーーーーーーッ!!!!」

優樹の発する謎の奇声が、女の「耳」の一つを見事に破壊。
本来ならここで五感に優れた春菜が見えざる何かの存在に気付くはずだが、女の展開している「皮膚」により見事に音と匂いをシャッ
トダウンした。
それでも、女は優樹のトリッキーな行動に動揺を隠せない。

― な、何だ今のは。今大声を上げる必要は…あったのか? ―

「もうまーちゃんうるせーよ」
「佐藤さん、久しぶりのキッチンでテンションあがってるんじゃないですか」
「いえーい!!」

普通に考えればはしゃいでるただの子供に見えるが、まさか。
女の思考が、ある一つの結論に辿り着く。

― まさか今のは、私の「耳」を意図的に破壊したのか!? ―

仮にも組織のナンバーワンが警戒する少女だ。普通であるはずがない。
となると相手はこちらの存在に気が付いてる? いや、そんなはずがない。こちらは38歳の女教師やコミック担当の書店員に扮装し
ても誰にも正体を悟られなかったのだ。このような少女に…
と思いかけた女だが、やがて冷静さを取り戻すと。

― まあいい。とにかくだ。可能な限り、全ての情報を集めてやる。私が信用しているのは、情報と言う名の二次元。それ以上でも、
それ以下でもない ―

そう結論付け、監視を続ける。
優樹たちは春菜の言いつけで、夕方の予約客とやらに供する魚料理の下ごしらえに挑戦していた。

87 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 13:32:34.32 0
「魚のうろこってさー、目から出るやつだよね」
「はぁ? 何言ってんだよ馬鹿じゃねえの」
「でも確かにコンタクトに形が似てますよね」

女の「耳」が、三人の会話を捉える。
やはり思い過ごし、現に少女にはあまり常識がないらしい。先ほどの行為もただの偶然とするのが。

ぐさっ

突然のことだった。
優樹の振り回した包丁が、女の「目」に突き刺さる。
女の「モニター」には、大きく皹が入ってしまった。

― な、なんてことだ! まさか不可視の筈の「目」が攻撃されるなんて ―

「あぶねーよ、包丁振り回すんじゃねえって!」
「イヒヒ、ごめんちゃーい」

しかし、通常の攻撃なら「目」を操作することで容易に避けられたはず。
それができないのは…

― 動きが…動きがあまりにも予測不可能すぎるっ…!! ―

先程から、ずっと「目」が優樹の動きを追っているのだが。
右へ左へ、目まぐるしく動く。ぴょんぴょん飛び跳ねる。挙句の果てにはくるくる回って見せたり。
その仕草があまりに。

― か、かわいい…だと? 馬鹿な。私はそんな下らない感情に踊らされたりはしない ―

88 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 13:34:05.21 0
「それじゃ、三枚におろした魚をフライパンに入れて」
「おっけー、まかせとけー!」
「わっ! 魚を瞬間移動でいきなり入れるんじゃねー!油飛び散るだろうが!!」
「だってさ、どぅーが悪いんだよ! あんまりそういうことばっかり言ってると…」

次の瞬間、優樹は遥を指さし、

「シャンデリアにしちゃうからねっ!!」

と謎の発言。それに一番驚いているのが。
遥の後方のテーブル席にいる、江市という常連客だった。

― なんだ、今のは。もしかして私に言ったのか。シャンデリアにするって、どういう意味だ…そんなはずがない。今のこの私の「変
装」がばれることなど…!! ―

江市、いや、江市に「変装」していた女は明らかに狼狽えていた。
喫茶店に「目」や「耳」をばらまいた後に、女本体は店の常連客である江市絵無雄という男に成りすまし入店していた。女の意のまま
に姿を変える「細胞具」を使えば、造作もないことである。それが、ばれたとでもいうのか。

それに、と女は思う。
少女が魚をフライパンに瞬間移動させた時に、魚は当たり前のように熱されていた。
ガスコンロに火がついていないにも関わらず。

一体どういうことなのか。
まさか。いや、ありえない話では無い。あの力の応用次第では、そのようなことも不可能ではない。

― やはりあいつが言うように、あの少女はとんでもない能力者では ―

89 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 13:35:05.64 0
「えーいちさんっ!!」
「はうあっ!?」

思考の迷路を彷徨っている最中に、当の優樹に話しかけられたものだから。
江市に変装した女は慌てた挙句変な声まで出てしまった。

「これ、まーちゃんの特製パスタ! 食べてみて?」
「あ、ああ。ありがとう…遠慮なくいただくよ」

いつの間に作ったのだろうかと女は訝しんだが、そう言えば優樹が魚を捌く前に、喫茶店のマスターからパスタの仕上げを頼まれてい
たのを思い出した。

「おい!そのお客さんははるのお客さんだぞ!!」
「えー、どぅーなんて裏で『あのじっちゃん、はるが顔出すといくらでも金つぎ込むからちょろいぜ』とか言ってるくせにさー」
「ちょ、お前! あっお客さん!! はるぜーんぜんそんなこと思ってないっすからぁ!!!!」

特製パスタ。見るとただのミートスパゲティにしか見えない。
とにかく、躊躇していると怪しまれるかもしれない。さっさと食べてしまおう。

女が勢いよくパスタを啜ったその時、悲劇は起きた。

「あf7いyとgl9いw34@tp23@−39!!!!!!」
「ミートソースの缶がどこにあるかわからないから、全部タバスコにしてみました」
「はぁっ? あれは譜久村さんが間違えて買ってきたデスソースだろ! 何入れてんだよ!!」

推定数万スコビルのカプサイシンが、女の味覚センサーを完全に破壊する。
しかし、ここで粗相をすれば相手に正体がばれてしまう。何か、何か言わなければ。
女は江市絵無雄のありとあらゆる情報を検索し、そして。

90 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 13:35:47.02 0
「感謝、感激…くどぅー…感…どぅー…」
「さっすが江市さん、根性あるー」

もう限界だった。
「細胞具」が剥がれてしまう前に、女は釣りはいいとばかりに万札を置くと脱兎の勢いで店から出て行った。

「まーちゃん!せっかくのはるの太客なのに、二度と来てくれなかったらどうすんだよ!!」
「大丈夫ですよ工藤さん。江市さんなら、工藤さんに踏まれても蹴られても絶対に来ますから」

そんな会話が喫茶店の中で繰り広げられているとはつゆ知らず、女は自らのアジトに向かって走り続ける。

― とにかく…情報は全て手に入れた… ―

潜入には失敗したが、目的は果たした。
組織のナンバーツーであるというプライドは、いかほどにも傷ついてはいなかった。

91 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 13:36:21.18 0


数日後。
薄暗い「劇場」で二人の女が声を潜めて何やら話している。
手にしているのは、つい先日の喫茶店潜入で入手した優樹の新しい写真。

「…まーちゃん」
「かわいい」
「パフォーマンスも凄い…」
「まーちゃんのために…生きたい」

そんな様子を遠くで見ていた、眠たげでやる気の無さそうな女がいた。
どこからどう見ても。怪しげな会話を繰り広げる、組織のナンバーワンとナンバーツー。

「…あほくさ。この組織も、そろそろ『塩』どきかな」

爬虫類のような、感情のない目でしばらくやりとりを見ていた女だったが。
やがてそれにも飽きたのか、つまらない顔をして「劇場」をふらりと出て行った。

92 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 13:38:32.71 0
>>81-91
「赤いスイートピー」
タイトルには特に意味はありません。
きっとあまりの辛さに女の脳内に赤いスイートピーが咲いたのでしょう。

93 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 13:48:32.06 0
あ保ー

94 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 14:11:21.62 0
>>78
まーちぇる…なんか新鮮
ZDAでの「ライバルは自分、あえて言うなら同期のはーちん…目標はまーちゃんのパフォーマンス」って言葉を思い出して胸が熱くなる

ふくちゃんのキャラが何か変1っぽくなってきてるんだがw

95 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 14:19:41.94 O
>>78
更新乙です
優等生と異端児のコンビがいい!

ひとつ後のナニカを落としたやつは猛省して
マジで

96 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 14:33:50.48 0
>>92
ネタ色々ブッコミ過ぎw作者が登場人物として出るって初めてじゃないか?

某組織のNo.1が構成員…まぁ狼住民だしなww

97 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 16:48:50.81 0
夕方ほぜな…

98 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 17:31:07.17 0
>>78
乙おつ
前スレのまりまー話もそうだったけどまーちゃんが頼れる先輩として描かれる日が来るとは感慨深い

>>92
こういう確信犯的に悪乗りしてる感じは嫌いじゃないというか好き
ただ作者さんがモデルらしいけども江市さんと井後さんがイマイチ判らなかったカナ

99 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 18:58:41.87 0
きっと他にも

新人アルバイトの野中ちゃんに熱い視線を送る雪さん

古くからの常連の猛田さん

語ると長い甲斐さん

喫茶リゾナントの歴史に詳しい管さん

名前は分からないけど雨の日だけ来る人やいつもいるけど何もせずたまにイベント計画する人とか…

個性的な常連多いんだろうなw

100 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 19:42:24.57 0
かっさーは氷の刃を飛ばす能力者だったらしいな

101 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 19:43:00.94 0
しつこく追尾する氷の刃らしいね

102 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 21:12:31.14 O
アイスラッガーか?w

103 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 22:25:36.91 0
小春とジュンジュンが・・・涙。まるで『the new WIND―――』の世界が現実になったみたいだ(嬉)

【ジュンジュンの微博より】しばらくメンバーと連絡出来ない状態になってましたがいろいろやって今日久住さんと連絡出来るようになりました。とてもうれしいです!
https://pbs.twimg.com/media/CyWaPj0VQAAnpVR.jpg

104 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 23:19:41.75 0


105 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/28(月) 23:56:48.15 O
小春とジュンジュンの組み合わせでどうしても思い出すコールドブラッド

106 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 01:40:16.87 0
ほぜ

107 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 05:50:36.79 0
おは

108 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 06:45:19.22 0
新たなコールドブラッドの惨劇始まるのか…

109 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 08:36:36.56 0
ねむい

110 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 09:35:05.71 O
登場事物

111 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 11:24:44.85 0
昼前

112 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 12:57:31.59 0
昼寝

113 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 13:49:14.83 0
ちゃんと起きてこいよ
これが最期なんて…許sうわなにをするやm

114 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 15:09:14.34 O
保全


115 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 16:51:53.23 0
夕暮れリゾナン

116 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 17:48:29.93 0
第134話に投下した『愛しく苦しいこの夜に』http://resonant4.cloud-line.com/logmap/134/134-486/からの流れです

117 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 17:49:38.71 0
窓も扉も無い部屋の中に座り込む二人の女
一人は官僚風のスーツを着こなし、一人は黒いフード付きの外套を被った魔道士風のいでたち
電池式のランタンの光の元で、魔道士風の女は広げた地図の上にかざした振り子でダウジングを行っている

「反応が消えたな」
「そんなことがあるのか」
「藤本美貴はイレギュラーな形の魔女だ。だから私の探査からも逃れられるのかもしれないが…」
「鞘師の方はどうや」
「鞘師里保が藤本の魔術の侵食を受けたことは紛れもない事実だ。しかし先代の魔女の藤本が生きている限り、魔女が継承されることは無い」
「ということは藤本を何とかせなあかんのか」

ダウジング用の振り子を懐中に仕舞った魔道士の顔に嘲笑が浮かぶ

「藤本を滅するよりも懐柔する方が楽だと思うが」
「あいつの気紛れでこっちの行程が掻き回されるのはもう御免や」
「行程というが、この世界の行程は他のどの世界と比べても歪んでいるぞ。本来ならこの時点で喫茶店側に加わっているべき、飯窪以下の四名がまだ接触さえしていないではないか」
「その件については直近に段階を進めることになっている。まずは石田亜佑美からな」
「それも結局、あの科学者が指揮を執るのだろう。前にも言ったがあいつを信用し過ぎては身の破滅だぞ。現に私の世界では私はあいつの傀儡扱いだった」
「紺野が私への忠誠心ではなく自分の思惑で動いていることはわかっている。だからこそ信用できるんや」

魔道士がフードを脱ぐと、その顔は官僚風の女と瓜二つだった
気の強そうな顔、しかし両者に決定的な違いがあった
魔道士の顔には毒々しいタトーが施されていた

「やつもまた妄執に囚われた女だということは知っている。しかし、まあお前がそう言うならそういうことにしておくさ」
「不戦の女神の代替えとなり得る存在も囲い込んだ」
「彼女なら現在何が起こっているか、これから何が起こるかも視えているのだろう」
「ああ、せやけどあえて視えてないように振る舞ってるみたいやな。それが自分の仲間の為になると思ってるんやろうな」
「健気なことだ」

魔道士は大きく溜息を吐いてみせた

「ならば天使はどうするのだ。幸いにも天使の遺伝子を保有する者には恵まれているようだが」
「どの娘も帯に短し、襷に長しって感じやな。とりあえずそのうちの一人を藤本の討伐に向かわせるつもりや」
「殺されるぞ」
「もしそうなったらそこまでの命やということや」
「…変わったな。私でもあるお前にこんなことを言うのはおかしいことだが、ここ最近のお前は変わった」
「以前のうちやったら極力、死人が出るのは避けたやろうな。でも最近悟ったんよ」

スーツの女は携帯用の水筒から二つの紙コップに湯気の立つ液体を注いだ

「人間は死ぬものや。生まれて生きて死んでゆく。突き詰めて言えば死ぬために生きていると言ってええ」
「だから天使の候補者が死んでもいい、と」
「いやそこまでは。ただ大切なものを守って死んでゆくなら、それは尊重すべきとちゃうかな」
「それを言うならあいつも。私たちが取り戻そうとしているあいつだって」
「違うやろ。あいつの死は…」

スーツの女は魔道士風の女に紙コップを手渡した

「美味いな」
「なんの。安物のブレンドコーヒーや」

コーヒーを一気に飲み干した二人は立ち上がり、向かい合う

「いずれにせよ私の世界は時間を停止し、もう更新されることも無い。お前の力になろう」
「頼りにしてるで」

切り裂かれた空間に姿を消す、二人の中澤裕子

次回、モーニング戦隊リゾナンター’14 「モーニングコーヒー」 これは天使が失われるまでの記録

118 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 17:50:50.64 0
「…力が欲しいか。ならばくれてやろう」

「からかうのはやめてください。亀井さん」

氷の魔女、藤本美貴の凶弾に鈴木香音が傷ついてから二週間、リゾナントは平穏を取り戻していた
治癒能力を持つ道重さゆみと能力を複写できる譜久村聖とのWタッグによる看病の結果、氷槍で傷ついた香音の傷もかなり癒えてきた
水と意識が繋がっているところを氷結魔法で襲われた鞘師里保は、精神を汚染されていないか精査する為、外出を禁止されていた
外に出れない間の鞘師はリゾナントの業務に勤しむ合間、身体の鍛錬や実践稽古、【アクアキネシス】の特訓などに一心不乱に取り組んでいた。
その日も、リゾナントの営業が終了後、地下のプールで水を操っていたところだ。

「言っておきますが、私は別に…」
「別にお説教するつもりなんてないよ。ガキさんやさゆ、れいなは心配してたけどね」

香音を傷つけられ、その復讐に焦っているわけではないと言おうとした機先を制せられ鼻白む里保に亀井絵里はいつもの調子で話しかける
さゆみや聖が香音の治癒から離れられない分の人手不足を補うために、特別外出許可を取ってリゾナントに泊まり込んでいた絵里は今日で一旦病院に戻るという

(それにしてもこんなに元気そうな人がなんで長期入院してるんだろう)

見る者の心蕩けさせるような笑いを浮かべている絵里を黙って見つめていると…。

「君の気持はよくわかるよ。だって私だって風を操れるようになったのはさゆのこと守りたいと思うようになったのがきっかけなんだからさ」

だから、やろうよと絵里は言った。

「君が求めているものを教えてあげられるかもしれない」
「折角ですが、御覧のように【アクアキネシス】を全開で使ったので疲れてるんです」

いくら元気そうでも心臓に疾患を抱えているという絵里に無理をさせるわけにはいかない
そんな心遣いから出た断りの言葉を絵里は嘲笑った

「じゃあもしも私が、あるいはさゆが、あるいは香音ちゃんが殺されそうになっていたとしても君はそう言って疲れてるって逃げるわけ」

わかりきった挑発だが、里保の心はざわついた。
その精神を反映するように、特訓で半分程度の水位に下がっていたプールの水面が揺れ動く
それを見た絵里はまるで舞うような動作で両手を掲げる。

「ハンデをあげるよ。私はテキトーに手加減するから、君は殺す気でおいで」

次回、モーニング戦隊リゾナンター’14『She's Like the Wind』

プールを挟んで睨み合う二人。
里保の心を映した水面の乱れを絵里の操る風が切り裂いていく

119 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 17:52:36.78 0
>>117
モーニング戦隊リゾナンター’14 『モーニングコーヒー』

>>118
モーニング戦隊リゾナンター’14『She's Like the Wind』

もしまとめるのだったらひとまとめでいいです

120 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 18:07:01.00 0
何この今までに無かった感じのえりりんw

カッケー!

121 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 19:15:55.53 0
水と風の宴を彷彿させるようでいて、新しい切り口
たまらん!!!!

122 :ac253063.ppp.asahi-net.or.jp@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 19:37:09.92 0
めっちゃ怒られているのがテレビで放送されてしまった
http://tuinjkiop.sistrunk.biz/11290_0.html

123 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 20:06:26.23 0
いつぞやの続きです



羽賀老に連れられ、聖と里保は屋敷の階段を昇ってゆく。
昇るにつれ、外の窓から差し込んでいた光は薄れ、徐々に闇の気配が漂い始めていた。

「朱音は、岨道流捕縛術の使い手が交代で拘束しておる。じゃが、彼らも生身の人間。朱音が力を暴走させてから数か月…さすがに、限
界じゃよ」
「……」

老人が呟いた限界、という言葉が何を意味するのか。
先程のやり取りからも、二人には十分に伝わっていた。おそらく、限界なのはその使い手たちだけではない。と。

「わしは…『刃賀衆』の頭領として。いや、朱音の祖父として。あの子を、救ってやらんといかんのじゃ。例え、どれだけの罪を背負おうと」
「それ以上は、言わせませんよ。あなたは既に、私たちに事の成り行きを託している」
「そうじゃったな…」

里保の諌めを背中で聞いていた羽賀老の小さな背中が、ぴたりと止まる。
階段の先には、頑丈そうな木製の扉。どうやらここに、例の少女がいるらしい。

扉を開けずとも、伝わってくる「圧」。
中に、とんでもないものが待ち受けているという感覚が聖と里保を襲う。

「気をつけることじゃ。手練れのものが四人がかりでようやく抑えられる力、それも代わる代わるでな。下手をすると…命を失いかねん」
「…大丈夫です」

里保がそう答えたのは決して希望的観測ではなく。
扉から伝わってくる重苦しい闇の中に、何かが見えたからだろうか。
ともかく、意を決して扉を開く。そこには。

窓も無い閉鎖された薄闇の部屋で、四方から頑健な縄で身動きを封じられている少女がいた。
白装束の和服に映える、白い肌。しかしそれも長い監禁生活のせいで、青白く弱く。
それと相反するように、彼女の秘めし黒き狂気は瞳に、そして体全体に宿っていた。

124 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 20:07:21.51 0
「相変わらず、か。四人がかりの『捕縛術』を持ってしても、未だ狂気をその身に宿しているか」
「…御館、様?」

部屋の四隅に配置された、これまた屈強な体躯を誇る男たち。その一人が怪訝な声を出す。
両手で支えし、大人の胴ほどはあろうかという太き縄。綱引きでもしているかのようなその態勢、四肢の筋肉は張り裂けそうなほどに漲
っていた。

「まだ、交代の時間には早いはずですが」
「その者たちはいったい」

他の男たちも、口々にいつもとは違う状況に戸惑いの色を見せる。
岨道流の捕縛術を極めたものだけに課せられている、「繰沌」の番。その交代時間が来たわけではないということは、なんとなく全員が
理解していた。

「今から朱音を…『繰沌』を解放する」
「今何と?」
「『繰沌』はこの者たちが鎮める。そなたらは、外へ下がっておれ」
「お言葉ですがそのような小娘にそんなことができるわけが…」

男の一人が反駁しようとしたその時だった。
肌が、感じる。目の前の二人の少女が「ただもの」ではないということを。
もちろん彼は里保たちが異能の持ち主であることは知らない。しかし、すっかり疲弊している感覚は逆に研ぎ澄まされ、二人の少女が内
包する「強い力」を咄嗟に感じ取ったのだった。

「御館様の、仰せのままに」
「うむ…」

頭領の命令は絶対。
心に思うところはあれど、四人は雪崩を打つように自ら握りしめていた大縄を次々に落とす。
四条の縄が張力を失った瞬間、縛られていた少女の体から黒い霧のようなものが立ち込めはじめた。

125 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 20:08:01.37 0
「よいか。わしが良いと言うまで、決してこの扉を開けてはならんぞ。もし。一刻ほど経った場合…屋敷に、火を放つのじゃ。よいな?」

四人の屈強な男が、ほぼ同時に息を呑む。
それほどまでに、老人の放つ気迫は剛の気を帯びていた。「刃賀衆」の歴史の重み、そして不退転の決意。
すっかり押し黙ってしまった男たちは、ゆっくりと後ずさり、そして部屋を後にした。

朱音の体から、漆黒の靄が次から次へと湧き出てくる。
意思を持つかのように、そして、悪意を持つかのように。

「羽賀老、あれは」
「…墨、じゃ」
「墨…あの書道に使う、墨ですか?」
「左様。朱音は…『繰沌』は代々。『墨字の、具現化』…自らの描きだした文字を、実際のモノとしてこの世に顕す力を受け継いできた。
じゃが…朱音の力は、あまりにも強すぎた。抑えきれん力はやがて朱音自身を蝕み、あのようなモノになった」

朱音から出る、墨の霧が形を作ってゆく。
長く、そしてうねりながら部屋中を駆け巡る様は。蛇と言うよりも、竜に近い。

「気をつけなされ。あの竜に飲み込まれたら、命を失う」
「…承知!!」

里保が、腰のホルダーからペットボトルを取り出す。
水は、下の水場で十分に汲んで来ていた。水限定念動力を発揮できる、十分な環境だ。

そして、里保の後方に立つ聖もまた既に戦闘態勢に入っていた。
朱音を取り巻く、不気味な物体との戦いが険しいものになるということは戦う前から肌で感じ取っていた。屈強な男たちが日替わりで押
さえつけなければならないほどの力、やすやすと鎮めることができるはずもない。

126 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 20:08:42.56 0
だが、里保もそして聖自身もいくつもの死線を潜り抜けてきた。
何度も命を失いかけたことも、そして何度も絶望したこともあった。
その経験を持ってすれば、決して乗り越えられない壁ではない。
そして何よりも。リゾナンターのリーダーであるさゆみが、聖と里保を信頼してここへ寄こしたのだ。その信頼に応えなければ、いや、き
っと応えられるはず。

里保もまた、聖と同じ気持ちでいた。
確かに得体のしれない「能力」ではある。しかし、決して御せない相手ではないことは里保の感覚が教えてくれている。羽賀老の言うよう
な「命を奪わなければならない」展開には決してならないし、させない。それは自らの過去に対する一つの答えであり、また自分よりも遥
か年上の存在に憤ってみせた意地でもあった。

ペットボトルから床へと注ぐ水が、形を成しクリアな球体として浮上する。
同時に、愛刀「驟雨環奔」を抜刀する。聖とともにこの仕事を任された理由。さゆみが自分たちに寄せる期待。そして、期待に応えるため
の強い意志を。
水を友とし、水を操ると謳われし名刀の刃に、載せる。

「やああああっ!!!!!」

不安定にうねる墨の竜、頭に見立てたその先端に向け、大きく里保が踏み込む。
綺麗な一閃が、混沌たる黒を切り裂いた。
しかしその切り口から血のように湧き出た新たな墨が、枝分れし幾筋もの鋭い矢となって自らに害をなしたものへと一斉に襲い掛かる。

「里保ちゃん!!」

後方から、銃を構えるような態勢で聖が打ち出すのは念を弾状にして打ち出す念動弾。
先程の傀儡戦においても際立つ照準能力の高さが、ここでも発揮される。里保を狙い澄ました墨の矢はひとつ残らず、念動弾によって打ち
砕かれた。

ナイス、ふくちゃん。
言葉の代わりに、なおも里保に襲い掛かろうとした竜の頭を袈裟懸け。
これならいけそうだ、そう思いかけていた矢先のことだった。

127 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 20:09:19.47 0
「お嬢ちゃんがた、あまり妄りに墨に触れるでない。乗っ取られるでな」

羽賀老の、思いがけない一言。
それが意味するものとは。

「それはどういう」
「墨字具現化とは。物質を操ろうとする意思の力じゃ。意思に何の考えなしに触れれば、その意思に飲み込まれる」
「…ならば、意思には意志で当たればいい。習字なら、多少の心得はあります」

言いながら、里保は鎌首をもたげている墨竜に再び刀を向けた。
里保を染め上げようとする黒き意思をかき分け、そして刀を振るう。
切っ先の軌道は、流れ、そして力を溜め、また払われる。まるで、習字の「払い」「留め」「撥ね」のように。

「ほう。墨字の権化にその形で挑むとは、若いのになかなかやりおる。じゃが…」

老人が見越していたかのように。
里保はそれまでの舞うような動きを止め、大きく後ずさる。

斬れば、斬るほどに。刀が鉛のように重くなってゆく。
これが、「乗っ取られる」ということか。
周囲の水球に刀を突き刺し、墨で黒く染まった刀身を洗う。一時しのぎにはなるが、根本的な問題は解決していないままだった。

そんな里保の様子を見ながら、聖は自分がどのようにして里保のサポートをするべきかを考えていた。
今日、この任務のために聖が複写してきた能力。その中には、扱いは難しいものの、強力な力を秘めた能力があった。聖は、その「能力」
を複写させてもらった時のことを思い返す。

128 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 20:09:54.69 0


「で、ももちに相談ってなあに?」

聖と里保がさゆみの指示により刃賀衆の里へと向かう前の日。
聖は、ベリーズのメンバーである嗣永桃子のもとを訪れていた。

「あの…ももち先輩にお願いあるんですけど」
「何かなぁ? あっ、もしかしてサインが欲しいってやつ?」
「いえそのサインはサインで欲しいんですけどっ、て言うかももち先輩ってほんとかわいいですよね! 目とか鼻とか口とか色が白いとこ
ろとかそのかわいいらしいももちヘアーとか!!」
「お、おう、ありがと…」

突然の訪問はまだしも、目の前の少女から感じる只ならぬ圧力に、桃子は少し。いや、かなり引いていた。
もともと、リゾナンターの敵として立ち塞がったベリーズ。しかし、紆余曲折があり今では共にダークネスと戦う身である。リゾナンター
のエースとなった里保に至ってはベリーズの実力者である須藤茉麻の胸を借りる打診までしているという。そんな中、普段はあまり人望の
ない桃子にも聖からの面会の申し出があったのだが。

どうも、ペースが乱される。
先程のやり取りで言えば、サインが欲しいかと聞いたのはあくまでも話のとっかかりである。いくら自分のことが可愛い桃子と言えど、精
々「うわぁ、是非」くらいの反応しか求めていなかった。
ところがどうだ。目の前の少々、いやかなり不審な少女は聞いてもいないことまで早口にまくし立てるではないか。一歩譲って、褒められ
てはいるのだからそれはいい。しかし。

「あとあと!華奢に見えて意外と筋肉質なところとか!!おしりのとこがプリプリッってしてるところとか、とってもいいと思います!!
!!」
「……」

129 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 20:10:31.17 0
何と言うか、このなぜか顔を赤らめている少女に対しては。
身の危険を感じるのだ。この研ぎ澄まされたももちヘアーの先っちょが、ビリビリと妖気を感じ取っているのだ。
桃子は、この少女と密室で二人きりにはなりたくないと、心の底から思うのだった。

「で、譜久村ちゃん…用件って」
「は!私としたことが!すっすいません…じゃなくて、許してにゃん♪」
「うん、あの、そういうのいいから」
「ごめんなさい!実は、ももち先輩の私物が欲しいんです!!」

思わず、うわぁ、と心からどん引きした声を上げてしまいそうになった。
この子、ももちの私物で一体何をする気なんだろう。いっそのこと、バナナに貼ってあるシールでも渡そうか。
ただ、それ「だけ」は桃子の杞憂に終わる。何でも、明日任務で出かけるので能力の複写をさせて欲しいのだと言う。

「でも、まあ、ももち先輩が直接って言うなら…」
「わ!わ!私物私物ね!えっと、この普段持ち歩いてる携帯ゲーム機とかどうかなっ!!」
「え、触ってもいいんですか!!」
「そこ、すりすりしない!!」

あまりの感動に、自らの両腿を両手ですりすりとこすり合せる聖。そして桃子のダメ出し。
とんでもない子を育てましたね、みっしげさん。
桃子は、聖の先輩筋にあたるさゆみに恨み節を呟かずにはいられなかった。

130 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 20:11:55.98 0


桃子の心情はともかく、彼女の「腐食」能力を複写した聖。
扱いの難しい能力ではあるが、応用できればこれほど心強いものはない。

回想を挟んだ第二ラウンド。
聖が「切り札」を使うことを感じ取ったのか、里保が竜を相手に大きく踏み込む動作を取る。
迎え撃つは、竜の肋骨を模したような屈強な槍。三日月刀のように撓った形をしたそれらが、里保を串刺しにしようと回り込むように迫った。

同時に襲い掛かる、六つの牙。
初撃の刃で、上段の槍2本をあっさり斬り落とし。
振り向きざまに水で象ったもう一本の刀で双方向からの攻撃を止め。
足を刈り取る下段の牙は周囲に纏わせた水球を打ち出し、完全にへし折ってしまう。
これぞ、対多人数を想定した水軍流の剣術の極み。
そして、竜が里保に攻撃を集中させている隙を縫い。

「里保ちゃん伏せて!!」

後ろからの言葉に、咄嗟に里保が身を屈める。
その頭上を、「腐食」の力を帯びたいくつもの念動弾が通過してゆく。
黒き竜の胴体に着弾した念動弾が、綿飴を溶かすかのようにじわじわと銃創を広げていった。

今回の敵については情報に無かったものの、聖の言わば「腐食弾」は水溶性の体を持つ墨の竜には効果覿面だった。
さらに、聖の念動弾が頭上を通過するのと同時に、里保は動きだしていた。

墨竜の体から無数に突き出す迎撃用の槍、それらを横跳びで避けながら、聖が穿った銃創を水を纏わせた刀で大きく薙いでゆく。哀れ、竜
は鯵の開きが如く二つに引き裂かれた。

131 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 20:12:35.32 0
「やった!!」
「ふくちゃん、まだだ!!」

同期ならではのコンビネーションがうまくいったかと思いきや。
里保は、正眼に刀を構え続ける。
引き裂かれた胴体から滴る墨、行く筋も垂れ落ちる黒い液体は傷ついた肉体を瞬く間に修復していったのだ。

「朱音を力の源とする墨の竜、やはり力の源を絶たねば…」

老人の言葉を否定するかのように、猛然と里保が竜に攻勢をしかける。
が、焼け石に水とはこのこと。斬られても、砕かれても、次々に肉体を復元されてしまう。

里保が、肩で大きく息をし始めている。
体力の消耗だけでは無い。墨による水の濁り、そして何よりもこの状況を打開できないことへの自らへの憤りが彼女の体捌きに大きく影響
していたのだ。

さゆみが、聖と里保という最低限の戦力をこの事案に差し向けた理由。
それは能力の相性もあるが「司令塔」と「攻撃手段」という単純かつ最も重要なポジションの構成。それがきちんと機能するかどうかのテ
ストでもあった。二人が上手く立ち回れないのなら、グループ全体として動くことも難しい。さゆみにとっては現状の把握とともに、いつ
来るかわからない「未来を託す時」のためのもの。

よって今の場合聖に求められる役割は、戦況の立て直しとアタッカーへの的確な指示。

「里保ちゃん!今出せる、ありったけの水を出して!!」

しかし里保は耳を疑う。
この状況で水を全て使い切るのは、自殺行為に等しい。
漆黒の竜の墨に侵食されきったら、もう対抗手段はなくなってしまうからだ。

132 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 20:13:12.80 0
ふくちゃん自身も、焦ってる…?

つい、そんなことを疑ってしまう。
もちろん聖のことは信頼している。しかし、先の見えない戦いで彼女が破れかぶれの策を選択しないという可能性がないわけではない。

そうこうしている間にも、竜の体から滲み出るように勢力を伸ばしている墨の触手。部屋の全てを覆いつくし、そして闇に返さんばかりに溢れ
ていた。このままではどのみちじり貧である。

いっそのこと、朱音本体に攻撃を仕掛ける…?

自らの中で禁じ手としていた手段が頭に思い浮かび、即座に否定する。
そんなことをしたら、羽賀老に感情をむき出しにしてまで貫こうとした自分自身の信念まで否定することになる。

最優先にすべきなのは。大事なのは。いったい何なのか。任務か。朱音の無事か。聖への信頼か。自らの、信念か。僅かな時間の間に、里保は
取捨選択を迫られていた。

「ああああ、もうっ!!!!」

やるしかない。
気合の雄叫びとともに、ストックのペットボトルの水を全て床に流す。
溢れだす水は、ゆるりと渦を巻き、やがて漆黒の竜にも劣らない水の竜を象っていった。

二匹の竜が、咆哮を上げながら互いの体に絡みつく。
清涼な水が流れのままに闇色の墨を押し流せば、墨もまた根を張るように水の中に広がってゆく。
水が墨を砕き墨が水を濁す鬩ぎ合い。だが。

苦悶の表情を浮かべる、里保。
どうやら軍配は漆黒の竜に上がったようだった。現れた時は水晶のような透明度を持っていた水の竜が、煙に巻かれてしまったかのように薄く
濁ってしまっていた。体のあちこちに墨を穿たれ、半分はもう体を奪われている、そんな様相すら呈していた。

133 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 20:13:47.70 0
その時、聖が動いた。
形あるものを腐食させる、念動弾と腐食能力のハイブリッド。
弾幕が出来上がるほどに、前方に展開させた。

「ふくちゃん、無謀だ!!」

やはり一か八かの策だったのか。
里保は聖の言葉に安易に乗ってしまったことを後悔する。
しかし、すぐに考えを改める。後悔しなければならないのは、自分の考え。

墨の竜を狙っていたはずの腐食弾は、悉くその体を避けるような軌道を取り、背後の壁に着弾してゆく。
当然のことながら、木製の壁は腐れ落ち、やがて光とともに外の景色を顕にした。

聖が、一度にストックできる能力は「四つ」。
今日の為に持ってきた能力。一つは、念動弾。一つは、腐食能力。それと、使わないと決めている大切な人の「あの能力」。そして。

ぽっかりと穴の空いた壁、そこから滑り込むように侵入してくる何か。
蠢くように、這いずるようにして室内に入って来たのは。

聖は、この屋敷の周囲の環境を予め確認していた。
屋敷を囲むような、森。これならば持ってきた能力を最大限に使えると。
そう、彼女が最後にストックした能力は「植物操作」。崖っぷちの七人組の一人である森咲樹からいただいた力だった。

広大な森から這い出た木の根は、部屋中に溢れていた水にその身を浸すと。
もの凄い勢いで、それを吸収しはじめた。と、同時に、朱音の顔に苦悶の色が浮かぶ。

木の根が吸い込んだ、里保が使役していた水には相当量の墨が溶け込んでいた。それを吸収すれば自然に、朱音の墨の竜も引き込まれることに
なる。いくら次から次へと自らの体を復元してゆく再生能力と言えど、自然の力に抗えるはずがない。力の元はあくまでも人間。あの小さきか
弱い少女なのだから。

134 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 20:18:42.70 0
そこで、里保は大きなことに気付く。
植物の根が朱音の力を吸い尽くしてしまえば。
このままでは、朱音が。

ふくちゃん!と里保が呼びかける前に。
聖は、動いていた。朱音を取り巻く黒い靄が途切れる、ほんの一瞬を狙い澄ませて。

なるほど、そういうことか。ならば今度は、間違えない。

里保は聖がしようとしていることを、先読みする。
足元に僅かに残っていた、汚されていない水たまり。それを気化させ、駆け出した聖に纏わせた。
それはまさしく、里保が今できる最適解だった。聖は無防備になった朱音を、墨に遮られることなく抱きすくめる。

接触感応。
それが、聖が本来持ち合せた能力。
普段戦闘用に使用している「能力複写」は接触感応の応用でしかない。触れたものの残留思念を読み取る能力、生田衣梨奈や先輩の新垣里沙の
ように相手の精神に働きかけることができない、言わば受け身の能力ではあるけれど。

それでも僅かに残った墨の残滓が、聖の肌を焦がすように侵食しはじめる。
同時に、そこから流れ込んで来る「朱音の残留思念」。
全てを悟った聖は、優しく朱音の頭を撫でた。しばらく寒気に当てられていたかのように体を震わせていた朱音も、やがて安堵したかのように
瞳を閉じ、頭を垂れた。

「え!ふくちゃんまさか絞め技で」
「失礼な。安心して眠ってるだけだって」

朱音の急激な変化に「フクムラロック」が発動したのではないかと訝る里保だが、聖は憤慨しつつ否定する。
もちろんこうなることを想定していたわけでは無い。ただ、結果的に朱音は持てるすべての力を使い果たし、眠りについたようだった。

135 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 20:19:16.80 0
「なんということじゃ…まさか本当に朱音を鎮めるとはの…」

一連の動向を見守っていた羽賀老は、ただただ驚きを隠せずにいた。
大の大人四人の力を持ってしても、現状維持がやっとだったほどの凄まじい力。それが、たった二人の少女に鎮圧されてしまった。今までの、
自分たちの苦悩は。年月はなんだったというのか。
いや、今は事態が沈静化したという事実だけを受け入れるべきか。

「…羽賀老。少し、お話したいことがあります」

時に置き去りにされたような老人に、聖が話しかける。

「朱音ちゃんの、これからのことについてです」

136 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 20:19:58.48 0


場所を移し、里保たち3人は頭領の部屋にいた。
聖はしばらく誰かと連絡を取り指示を仰いでいたようだが、やがて話が済むと改めて客用の座布団に座り直す。

「結論から言います。朱音ちゃんを…わたしたちに預からせて、いただけますか」
「何と…」

まさか見ず知らずの者からそのような意見が出るとは。
予期していなかった申し出に羽賀老が戸惑っている間に、聖が畳み掛ける。

「朱音ちゃんの力の暴走。その原因は間違いなくこの里にあります」
「なぜそう言い切れるのじゃ」
「私の能力は、人やモノに触れることでそこにある残留思念を読み取ります。だから、さっき朱音ちゃんを抱き竦めた時に、流れ込んできまし
た。辛い、記憶が」

朱音は、奥の部屋で寝かされていた。
今は童子のように安らかな表情で眠ってはいるものの。

「『繰沌』となるための修業は、あの子にとって壮絶なものだったんでしょう。周囲からのプレッシャーも。頭領の血のものともなれば、尚更
でしょう。でも、それは彼女の心を『酷く傷つけた』」

聖の話を傍で聞いている里保には、修業の辛さというものが理解できない。
それは「水軍流」の修業と呼ばれるものが全て、日常の生活と強く結びついているから。誤って力を暴走させてしまった時でさえ、祖父は優し
く諭すのみだった。

137 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 20:21:15.55 0
「おそらくですが。彼女は、この里には『辛い思い出』しかないと思われます。里の景色が、空気が、里を構成する全てが力の暴走のトリガー
になり得る」
「そんな馬鹿な…わしらは一体どうすれば」
「私たちの上司からの提案ですが」

聖は、一言断りを入れてから、

「『能力者の隠れ里』という場所があります。朱音ちゃんを預からせていただけるのならば、その施設で能力の調整を行い、最終的には刃賀衆
のみなさんにお返しすることができます、と」

淀みなく言った。
里保はその時点で、悟る。きっと聖はその耳で聴いたのだろう。
朱音が誰かに助けを求める、心の声を。

羽賀老は、表情を険しくしたまましばらく、黙り込んでいた。
一度は亡き者にしてでもその暴走を止めようとしたものの、里の宝とも言うべき「繰沌」を、そう易々と里の外のものに渡して良いものだろう
かと。悩み、決断しかけ、再び悩む。思考の堂々巡りは沈黙となり、それがしばらく続く。
そこに助け船を出したのは。

「羽賀老。こう考えてはどうでしょう。里の外に出すのもまた、『繰沌』としての能力を高めるための修業の一環なのだと。そういうことにす
れば、里の人たちを説得することができるのではないですか」
「…ううむ」

最終的に、刃賀衆を束ねる頭領が首をゆっくりと下に動かした。

「ありがとうございます。お孫さんは、私たちが責任を持って育てますので」

聖の言葉に若干の妙な空気を感じつつも、それに追随する里保。

「孫を…朱音を。よろしく頼みますじゃ」

深々と、頭を下げる羽賀老。
既に、彼は孫を思う一人の老人だった。
そこに、里保は自らの祖父がぴたりと重なるのを感じていた。

こうして、朱音はしばらく「能力者の隠れ里」で自らの能力を安定させる暮らしを送ることになった。

138 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 20:22:36.26 0


「ねえふくちゃん」

刃賀衆の里からの帰り道。
電車の中で横並びになった里保は、聖に話しかける。
車窓の景色は、畑ばかりの田園地帯から徐々に民家が増えていた。

「なに?里保ちゃん」
「ごめん。ふくちゃんのこと、信じきれなくて」

里保は素直に、朱音との戦いの中で生まれてしまった疑念について話した。
聖は黙ってそれを聞いていた。電車の揺れが、心地いい。こういう一定のリズムを刻まれると、ついつい。

「だーめ。仕事中でしょ」

二の腕に伸ばされた不埒な手を、ぴしゃり。

「ええじゃろ、減るもんじゃなしに」
「帰るまでが仕事なんだからね。それに、減ります」
「けち」
「あのね、里保ちゃんが言ってたことだけど」

聖が、ゆっくりと話し始める。
おそらく、自分の考えを咀嚼しつつなのだろう。

「そういうことも想定に入れつつ、里保ちゃんの能力を最大限に生かすのが『司令塔』の役割なんだと思う。聖は、高橋さんみたいに行動で規
範を示せないし、新垣さんみたいに理性的な考えができるわけでもない。はるなんみたいに頭良くも無いし、香音ちゃんみたいにいざと言う時
に割り切ることもできない。でもね」
「でも…?」
「里保ちゃんが、何を考えてるか。というのはわかるよ、きっと」

言いながら、聖は思い出していた。
里で、さゆみに事案の報告をしていた時のことだ。

139 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 20:23:21.33 0


「…なるほど。お疲れ様。さっきも言ったように、その子は『能力者の隠れ里』で能力の使い方を勉強してもらった後にリゾナントで預かるの
が一番だと思う」
「そうですね。聖もそれがベストだと思います」

さゆみは、聖や里保の仕事ぶりについてはまったく心配してなかったようだ。
朱音を隠れ里に預けるというのも、予め考えていた結論、という風に聖には思えた。

「ところで。ふくちゃんに聞きたいことがあるんだけど」
「はい。どうして、この仕事に聖たちを向かわせたか。ですよね」

想定していたとは言え。
さすがにさゆみ本人から問われると、緊張が走る。
まるで、聖がリゾナンターとして生きてきた時間の全てを問われているような感覚にすら陥っていた。
それでも、答えなければならない。今回の仕事で学んだことの、全てを。

「もちろん、能力の相性というのもあると思うんです。里保ちゃんの能力は攻撃に特化しているし、聖の能力は、どちらかと言えばサポートに
向いてると思うので。でも、それ以上に」

140 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 20:24:01.89 0
聖は、大きく息を吸う。

「今のリゾナンターの最大の攻撃手段である里保ちゃんを、どのように動かすべきか。たぶんなんですけど、同じ攻撃タイプの子にはその役割
を果たすのは難しいと思うんです。そうなると、候補として聖の他にもはるなんと香音ちゃんも、だと思うんですけど」
「ふふ。じゃあどうして3人の中からふくちゃんを選んだんだと思う?」
「それは…聖が、『能力複写』の持ち主…だから?」
「どうしてそう思うの?」
「きっと、『司令塔』として考えたことを実行するのに、手数が多いほうがより多くの可能性を広げることができるからなんだと思います」

少しの沈黙。
さゆみの答えは。

「まあ、正解にしときましょう」
「ほんとですか!!」
「ええ。でも、補足するなら…さゆみが今回りほりほのパートナーにふくちゃんを選んだのはね。簡単に言えば、ふくちゃんはちょうどいいの」
「えっ?」

意味がわからず、思わず訊き返す。

「はるなんだと、きっと先輩であるりほりほを立てるあまりに正しい判断ができなくなるかもしれない。その点鈴木ならきっとそういうことは
ないんだろうけど、あの子の強さは時にりほりほを傷つけてしまうかもしれない。その点、ふくちゃんは受け身でしょ。今回の件では、それが
いい方向に働く、そう思ったの」
「受け身…ですか」
「あ、今の全然悪口じゃないからね。それがふくちゃんのいいところでもあるんだから。もっと自信持っていいとさゆみは思うよ」

さゆみのフォローを全身で受けつつも。
確かに今の自分には能動的な点が欠けてるのかもしれない。ただ、時には受け身がいい方向に働くのかもしれない。聖はそう、前向きに考える
ことにした。

141 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 20:24:44.88 0


受け身だから、いや、受け身であることでわかることもある。
聖は今回の仕事でそのことを学んだ。それは今回パートナーとして行動した里保だけではない。きっと他のメンバーと組んだ時にも、そのこと
が役に立つ日が来る。そう信じていた。

「でね。ふくちゃんにもう一つ言いたいことがあるんだけど」
「ん?何でも言っていいよ?」
「朱音ちゃんを預かるって決めた時、ラッキー、とか思ったでしょ」

不意打ち。
言われてしまうと、今でも鮮明に蘇ってくる、朱音の柔らかな感触。
聖のストライクゾーンは小4〜小6ではあるが、朱音ならばもう1、2学年上げても良いと思っていた。
おまけに、帰り際に目を覚ました朱音と少しだけ話をしたのだが。顔に似合わずはきはきとしっかり喋る。それが、またいい。これにはきっと
道重さんも同意してくれるに違いないと。

「ついでに朱音ちゃんに抱きつけてキラーン!とか思っとったじゃろ」
「み、聖そんなんじゃないもん!!」
「どうだか。罰として二の腕すりすり100回の刑ね」
「それはだめ!だって聖、里保ちゃんに触られすぎて敏感に…ああぁっふっふぅ!!」

人もまばらな電車の中でこだまする、歓喜の叫び。
コンクリートの建物が増えてゆく、旅路は終着駅に近づいていた。

142 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 20:26:33.85 0
>>123-141
『リゾナンター爻(シャオ)』番外編 「繰る、光」  了

さすがに長くなりすぎましたが(汗
他の作者さんが12期執筆に果敢に挑戦してる中、乗り遅れ気味に書いてるともう13期w
メンバーははーちぇるを残すのみですが果たしてお披露目までに間に合うのか…

143 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 20:56:16.97 0
シリアスに続いておきながら最後はそれかい!w

ああぁっふっふぅ!!

144 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 22:00:11.67 0
http://www.up-fc.jp/m-line/news_Info.php?id=9642

「久住小春に関するご報告」

この度、弊社との契約更新に伴い、本人からの申し出を受け、話し合いの結果、
平成28年11月30日をもちまして、弊社との契約が終了となりましたことをご報告させていただきます。

145 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 22:02:26.46 0
こはる…

146 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 22:05:24.86 0
>>103 は何かの予兆だったのかな

147 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 22:08:46.65 0
>>144
これまで応援してくださったファンの方々、関係者の皆様からのご厚情には大変感謝致しております。

弊社からは離れてしまうことになりましたが、久住小春は芸能活動を続けてまいりますので、
今後ともご声援のほど、宜しくお願い申し上げます。

ジェイピィ―ルーム株式会社

148 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/29(火) 23:08:44.57 0
作品いっぱい来てる

149 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/30(水) 00:34:25.84 0
寝るか

150 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/30(水) 00:47:55.18 0
おぉうっ!じっくり読み過ぎてもうこんな時間!!感想は明日じっくり書かせて貰います

おやすみなさやし

151 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/30(水) 00:57:25.33 0
>>119
本気えりりんクルー
りほりほと対峙するシーンは迫力があります
乙です

>>142
あかねちんのいきさつ
筋肉質とか小ネタも笑わされましたが
よく練られたストーリーがあるからこそですね。
そういえばサインもらったのかなw

152 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/30(水) 03:14:33.39 0
こはりゅぅぅぅぅぅううううう!!

153 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/30(水) 05:00:57.66 O
爺の朝は早い

154 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/30(水) 06:20:53.72 0
>>119
りほりほに迫る不穏な影を亀が吹き飛ばすのか
それとも全部、嘘だからか
続きが楽しみ

>>142
いろいろ突っ込みたいところ満載ですけど新規メンバーの生い立ちとかをここまで本格的に描いた努力に敬意を払いたい
この後能力者の隠れ里の悲劇が待ってるのですね

155 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/30(水) 08:17:15.84 0
眠い

156 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/30(水) 08:25:47.02 O
設定破綻とか不自然なとこがあればそれは指摘してあげたほうがいいのでは
>>142 を叩き台にして新しい話を書く作者さんがいるかもしれんし

157 :x085021.ppp.asahi-net.or.jp@無断転載は禁止:2016/11/30(水) 08:35:11.04 0
84年前の少女たちが「今の女子高生と同じ姿」と衝撃走る(動画)
http://www.tokoilink.sexidude.com/4.html

158 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/30(水) 12:03:08.84 0
昼ナント

159 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/30(水) 15:18:21.64 O
おっと

160 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/30(水) 15:52:32.78 0
っと

161 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/30(水) 15:57:38.66 0
冬だぜ

162 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/30(水) 17:03:09.66 0
>>142
はーちぇる編期待です

163 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/30(水) 18:10:36.37 0
ああっふっふぅ

164 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/30(水) 20:23:55.50 0
二の腕ナンター

165 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/30(水) 22:24:55.74 0
もう一回

こはりゅぅぅぅぅぅううううう!!

166 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/11/30(水) 22:56:27.22 0
>>119
良いねぇ格好良いえりりん… 『水と風の宴』のようにまたプール壊しちゃわないか心配w

>>142
今まで出てきた設定を盛り込みつつ【墨字具現化】という新たな能力まで…流石だわ
能力者の里での生活も綴る外伝っても有りかも?

>>144
新潟でのラジオやCMが好調なだけに色々と残念だわ…こはっぴー楽しくて毎週楽しみなのに

167 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/01(木) 00:23:39.78 0
用語wikiへの内容追加ありがとうございます。

最近スレと距離が有り、内容を把握しての編集が出来ていません。
可能な限り関わりたいと思います。
何卒よろしくお願いいたします。

168 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/01(木) 00:23:58.82 0
乙です

169 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/01(木) 01:11:51.56 O
わしも保全がんばる

170 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/01(木) 02:24:24.03 0
>>166
でもフリーって結構大変らしいし、また別事務所で契約するんじゃないかな?

171 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/01(木) 04:16:47.51 0
じっちゃんが上げておく

172 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/01(木) 05:10:58.07 O
じっちゃんだらけの保全合戦

173 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/01(木) 06:26:13.22 0
>>170
メロンの斉藤さんみたいに新潟での活動メインになるんだろうか?

174 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/01(木) 08:30:01.84 0
ノリo´ゥ`リ

175 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/01(木) 09:24:14.36 O
状況としては小春完全ダークネス化なんだがやっぱりリゾナントオリメンだし
そういう話はあまり書かれないかな

176 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/01(木) 11:18:19.10 O


177 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/01(木) 12:53:46.77 0
小春がダークネスになった話もいくつかあるけど実は影でリゾナンターを支えてるって設定が多いような?

178 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/01(木) 13:53:21.42 0
「聖なるもの」の小春はどの分類になるのやら

179 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/01(木) 15:24:52.50 O
>>177
実はダークネスは敵であって敵じゃない(モーニング娘。OGだから)みたいな考えがリゾスレ内にはあるような気がする
完全決着がほとんどないのはきっとそのおかげ

180 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/01(木) 17:48:25.64 0
おっさんが保全するよ

181 :121-85-179-182f1.kyt1.eonet.ne.jp@無断転載は禁止:2016/12/01(木) 18:11:53.39 0
84年前の少女たちが「今の女子高生と同じ姿」と衝撃走る(動画)
http://www.datalive.wikaba.com/12.html

182 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/01(木) 19:07:21.74 0
>>178
個人的には愛佳を陰ながら支える小春であって欲しいと思う…

183 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/01(木) 22:15:28.38 0
こはりゅぅぅぅぅぅううううう!!

184 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/01(木) 23:48:14.75 0
リゾスレTwitterより転載

"@resonantmatome4: ホゼナンターよ
使命を忘れていないか
一瞬の気の緩みが命取りだ

いつだって 胸張って
イヤだって 逃げないで

私諦めない 保全することを
無駄なプライドに 邪魔なんかさせない
私諦めない スレを守ること
私の人生 丸ごと を預けて

ムキダシで向き合って

生きてたい"

185 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/02(金) 00:53:49.86 0
かっけえ

186 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/02(金) 03:26:41.06 0


187 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/02(金) 05:04:10.76 0
>>119の続きです

188 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/02(金) 05:05:52.07 0
(どうして室内なのにこんなに強い風を吹かせられるんだ)

亀井絵里の挑発で始まった能力を使った実戦訓練は制空圏ならぬ制水圏争いから始まった
小規模な竜巻で舞い上げた水を容赦なく里保に降り注がせようとする絵里
鞘師里保は【アクアキネシス】で水の掌握を取り戻し、攻撃の為に滞空させようとする
そこへ突風が襲ってきて視野を狭まれる
怯んだ隙に支配権を失った水は、プールサイドに落ちて排水溝に流されていく
不毛な消耗戦を幾度か繰り返すうちに、プールの水は殆ど無くなってしまった

(プールサイドの水溜りや壁に張り付いている水滴を集めれば大砲を二三発は撃てるけどおそらく風の防壁で防がれる)
(能力の相性が悪すぎる)
(ならば水の剣で、でもそれじゃ亀井さんを傷つけてしまう)
(排水溝に流された水を引き戻すか? あっ道重さんに怒られそうだ)

絵里の挑発の意図が自分のことを思ってだということが判りすぎるだけに、思い切った攻撃を切り出せない
そして里保の体力も限界が近づきつつある
この実戦訓練が始まるまでの一日の体力の消費量は里保が上回っているだろう
しかし元気そうに見えても病院暮らしの絵里の体力もどこまで続くのかわからない

できるだけ早くこの特訓を終わらせたいと考えた里保は奇襲に打って出た
風の死角になっているプールサイドの床面をスライディングして絵里の足を絡め取ろうとした
水軍流仕込みの組打ちで絵里を無力化して、訓練を終わらせるつもりだった
しかし、里保に足元に滑り込まれる前に、能力で生成した竜巻に乗って自分の身体を宙に舞い上げた

直前まで里保の居た場所まで宙を飛ぶと、華麗に着地し、損なった

うわっだから言わんこっちゃない

尻餅をついた絵里の元に急いだ里保だったが…。

「ばぁーん」
「亀井さん」
「ほっほっほっ、お主もまだまだ尻が青いのう」

手足を絡め取られてしまった里保は抜け出そうとしたが、絵里の息遣いが荒くなっていることに気づき、抵抗を止めた
結果的に絵里に背中から抱かれる形になった

「辛かったろうね」

絵里に思いもかけない言葉をかけられて驚いた

「香音ちゃんを守れなくて辛かったろうね。わたしも同じような思いをしたことがある」
「亀井さん」
「実際のところ君はよくやってると思うよ。もしも能力抜きでやり合えばれいなよりも強いと思うよ」

そんなことはないという里保の言葉は、黙って聞いてと絵里に遮られた

「君が愛ちゃんから託されたもの、リゾナンターの皆を守ろうとして一生懸命なのは良くわかる。わかるけど君は抱え込み過ぎなんじゃないの」
「……」
「お祖父さんに水軍流を叩きこまれたからってそれが何。もしも苦しい時や辛い時は誰かに助けを求めたっていいんだよ。それが仲間でしょう」
「……」
「香音ちゃんの怪我だってそう。君が戦えない状態だったから香音ちゃんが君を守った、そして傷ついてしまった。それを何とも思わないようなら問題だけど、引き摺りすぎたって香音ちゃんにとって失礼じゃないの」
「……」
「だから君は、あっ」

次回、モーニング戦隊リゾナンター’14 『Through Down the Sword』

「亀井さん、どうしたんですか。体の具合が悪くなったんじゃ?」
「パンツ濡れちゃった」

189 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/02(金) 05:07:07.09 0
そのラボは彼女にとっての聖域


「魔女の討伐ですか」
「……」
「ふぅ、まだ彼女には荷が重いですね」
「……」
「そうは仰りますが、カリーナノッテは3基の軍事衛星が機能して初めて100%の力を発揮するものです。現在我々が制圧した衛星は2基。これでは…」
「……」
「確かに天使の遺伝子を受け継ぐ者は彼女だけではありません。しかし、はいそうですか…」
「……」
「なるほど“箱”の扱いを私に任せると仰る。しかしながらどのみち“箱”の謎を解明できるのは組織の中では私だけでは」
「……」
「獅子身中の虫とは人聞きが悪い。私のあなたへの忠誠を疑うとはあんまりではありませんか」
「……」
「わかりました。ですが彼女一人ではカリーナノッテの起動さえ疑わしい。何人か護衛につけて…ええ、失っても支障の無い弾除けといっては何ですが」
「……」
「はい、人選その他はお任せください。では」


ふぅと溜息を一つついた科学者。
PCで行っていた何らかの作業を中断した上で組織のボスと会話を行っていたようだ

「まったく藤本さんにも困ったものです。こうなると今石川さんが動かせないのが悔やまれますね。いやむしろ好都合なのか」

人心地着いた彼女はラボ内の通信機能を起動させる


「ああ、宮崎さん。佳林さんを出撃させる準備をしてください。魔女の討伐だそうです」
「−−−」
「勿論承知してます。今の佳林さんでは本来の10%程度の火力しか発現できないでしょう。といって魔女がこちらの体制が整うのを待ってくれるとも思えませんしね」
「−−−」
「護衛を2名つけます。現在監視役を務めている二人、高木さんと植村さんでいいかと」
「−−−」
「困りましたね。能力者でもないあなたが同行しても、死にに行くようなものじゃないですか。う〜ん」
「−−−」
「まあ確かにそれは事実ですが。じゃあこうしましょう。例のテレポーター、金澤朋子さんですか。彼女も同行させます」
「−−−」
「ただですね、彼女の能力では同時に移動できるのは一人が限界でしょうね。ですからもしも魔女と遭遇した場合、宮崎さん、あなたが離脱してください」
「−−−」
「ああ、あなたを佳林さんの専属にしたのは間違いでしたね。ええ、確かに彼女は天使の遺伝子を受け継いだ貴重な存在ですが、私にとってはあなたの方が重要です」
「−−−−−」
「とにかく約束してください。そうでなければあなたを同行させるわけにはいきません。ええ」
「−−−」

「ふぅ、研究対象に情熱を注ぐことは間違いではありませんが、それが愛情となると問題ですねぇ」

科学者のいる部屋にはMRIに似た巨大な装置が設置されている
今、その架台には粛清人Rこと石川梨華が横たわっている
石川の脳内と同調したPCのディスプレイには人とも動物ともつかぬ何か得体のしれない画像が映し出されている

次回、モーニング戦隊リゾナンター’14 『Burn The Witch』

「最高にして最強のサイコキノである石川梨華はどんなイリュージョナリービーストを発現するのか、実に楽しみですね、ふふふふ」

190 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/02(金) 05:08:18.68 0
>>117
モーニング戦隊リゾナンター’14『モーニングコーヒー』

>>118
モーニング戦隊リゾナンター’14『She's Like the Wind』

>>188
モーニング戦隊リゾナンター’14『Through Down the Sword』

>>189
モーニング戦隊リゾナンター’14 『Burn The Witch』

一応前もってお断りしておきますが、石川さんのイリュージョナリービーストは■■さんの作品とは別の物になります
それと石田さんがリオンと契約した経緯もほぼオリジナルなものになります

191 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/02(金) 05:30:32.46 O
おお
家に帰って早く読まねば

192 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/02(金) 06:55:32.52 0
乙です!

193 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/02(金) 07:03:05.49 0
第136話 (2016/11/27(日) 21:08:47.53〜)

「れいな」

さゆみが、呼ぶ声がする。
振り返ると、いつの間にかそこには、仲間がいた。

れいなは笑うことも、ほっとすることもなかった。
一歩ずつ、彼女たちへと近づく。

一人じゃなかった。いつだって。
れいなには、彼女たちが、頼りのある仲間がいた。
4年在籍して初めて知ったような感覚に包まれる。

風が、吹く。
雲を散らし、太陽が世界を照らす頃、共鳴が、静かに響いた

 第135話『the new WIND―――共鳴の果てに』より


第136話 作品一覧

(136)67『天使追跡』
>>67-68

(136)76 聖、許せませんわ 第五話「ピアノ・レッスン」
>>76-77

(136)81「赤いスイートピー」
>>81-91

(136)117 モーニング戦隊リゾナンター’14 『モーニングコーヒー』
>>117

(136)118 モーニング戦隊リゾナンター’14『She's Like the Wind』
>>118

(136)123『リゾナンター爻(シャオ)』番外編 「繰る、光」
>>123-141

(136)188 モーニング戦隊リゾナンター’14『Through Down the Sword』
>>188

194 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/02(金) 09:07:10.14 0
カリーナノッテ来たw

インヴィジブルブレイドも復活してくれないものか…

195 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/02(金) 09:19:38.19 0
怒涛の更新きた!

>>188
亀井さんの優しさが暖かいな…違う意味で濡れたw

>>189
かりんちゃんはアイドルサイボーグ…カリーナノッテ一体どんな兵器なのか

196 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/02(金) 10:25:47.56 0
リゾスレTwitterより転載

変態じゃないだけで真面目だとか
大人しいとかわかってないね
そんなことじゃきっとチャットになりゃ
びっくり腰抜かす うふふ


ああだこうだ古参 はびこる新参
そんなもんはスルーでいいじゃないか
私だけにしかきっと書けない
そんな保全がある


聞いて 私
本当はもっと書きたいよ
ブルーライト点けて
保全に出かけましょう


スレでナイト!

日々のあれこれ 思い切って後回して
守りたい!
誰も彼もがリゾスレの主役だ

スレでナイト!

レスは泡沫 もうどうせなら振り回して
止まらない!
本来の心がうずいてる

Do it write!

197 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/02(金) 13:07:03.03 0
>>190
乙おつ
いろんな局面で動いてる話がどう収束していくかしないのか
今後もたのしみw

198 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/02(金) 15:42:37.34 0
昼保

199 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/02(金) 17:05:38.30 0
夜保だぜ

200 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/02(金) 18:21:14.17 0
里保里保だぜ

201 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/02(金) 19:54:22.53 0
週末〜

202 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/02(金) 21:49:25.82 0
カリーナノッテは空中高速巡洋艦やでぇ

203 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/02(金) 22:05:44.85 0
>>196

片手に持ったスマートな世界
読んだのにスルーは超ご法度
血眼になってつなぎ止めても
やっぱ薄くて軽い(感想)


聞いて 私
本当はずっと眠いのよ
ブルーライト溺れ
ぬくもり忘れてた


スレでナイト!

日々はスレスレ 忘れ去って思い出して
守りたい!
誰も彼もが思いを抱えて

スレでナイト!

ネタも泡沫 そうやってまたはぐらかして
止まらない!
本来の心が叫んでる
Do it write!


ハーイ!そこの兄ちゃんじっちゃん!
よってらっしゃいみてらっしゃい!
ねえ、知ってた?このスレ、あと4ヶ月で
9周年なんだって!「えーっ?」
知らない顔しちゃもったいないもったいない!
この際一緒に祝っちゃお!


守りたい!
スレでナイト!

日々のあれこれ 思い切って後回して
守りたい!
誰も彼もがリゾスレの主役だ
スレでナイト!
レスは泡沫 もうどうせなら振り回して
止まらない!
本来の心がうずいてる
Do it……write!



『泡沫リゾスレナイト』

204 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/03(土) 00:10:14.65 0
深夜残業からのほぜ

205 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/03(土) 01:01:19.83 0
お疲れなんだろうね

206 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/03(土) 02:16:44.92 0
上げときますわ

207 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/03(土) 02:41:46.88 0
マスター、コーヒーをくれないか?

208 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/03(土) 02:54:08.61 0
珍しく早い時間にみんながリゾナントに集まった

会話も弾み笑いが絶えないひととき

なりゆきで集合写真を撮ろうということになった

照明の明るい場所を選んでポーズをとる11人

わたしはいちばん前で譜久村さんの隣に座らせてもらった

わたしにとっては面倒見のいいお姉さんである佐藤さんが譜久村さんに背中から抱きついている

まるでほんとうの姉妹みたい

少し体調を崩されていた小田さんも良くなったのか後列で会心の顔を決め…

うんもうちょっとがんばってください

見切れながらクールさを装っている生田さん

みんなみんな今その一瞬を楽しんでいる

デジカメの映り具合を見てああでもないこうでもないと言っていると譜久村さんが1枚の写真を何処かから持ってきた

「これは高橋さんに新垣さん。もしかして」

「そうこの9人からリゾナンターは始まったんだよ」

「うわったなさたんは変わってな〜い」

「むしろ今の方が若い感じがします」

「この人は月島きらりちゃんじゃないですか」

真莉愛ちゃんの目が輝き出した

「こんにちぱ〜 こんにちぱ〜 こんこんにちにちこんにちぱ〜」

「うふふふふふ、こんにちぱ〜 こんこんにちにちこんにちぱ〜」

譜久村さんしかついていけていない

「気になるあの子はぱるなちゃん やさしくほほえみかけましょう」

「結構有名な方だったんですか?」

「ああ野中ちゃんは知らないかな。 アニメの主題歌とか歌ってたんだよ」

「今はどちらにおられるんですか?」

「う〜ん、目を悪くされて第一線を退かれたとか、モデルの勉強に専念されるとか仰ってたらしいんだけど」

「一度お会いしてみたいです」

譜久村さんの話してる感じだと、おもてだってではないけどリゾナンターの為に動いてらっしゃるみたいだ

209 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/03(土) 02:54:54.63 0
譜久村さんの持ってきた写真に写っている原点の9人の中で今もリゾナントに留まっておられる方はいない

もちろん繋がりが完全に途絶えたわけじゃないけど

もしもみんなが今もリゾナントに居たら20人で集合写真が撮れたのにと思うとちょっと寂しい

この人たちが居たからリゾナンターは始まった

この人たちが居たから喫茶リゾナントは存在した

この人たちが居たからわたしは今この場所にいる

そう思うとなんかとてもおごそかな気持ちになるけど

さっき集合写真を撮った11人の中からもやがて誰かが巣立ってゆくんだろう

先輩方がそして自分もここから旅立つ時はやって来る

そう思うと少し寂しい、だけど

共鳴という絆に導かれて新しい仲間がきっとやってくる

それはドキドキで楽しみな気持ち

でもそれだけじゃいけないんだ

何か教えてあげられることはないか

でもわたしなんかがなにか教えちゃ生意気なんかじゃないか

少し考えてしまう

でもとにかく縮こまらないコト

まずは返事を大きく

「ねえ野中ちゃん、聞いてる」

「ハイ!」

210 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/03(土) 02:55:46.10 0
>>208-209
『今と先と今と』

まチェルのブログのまんまやんっていうね

211 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/03(土) 07:14:31.70 0
>>210
まるで最終回のワンシーンを見ているよう…
ちょっとちぇるのブログ見てこよう

212 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/03(土) 09:00:56.50 0
さあ、(静岡に)いこうか

213 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/03(土) 09:08:39.38 0
チェルの語りいいね
静岡行ける人楽しんできて

214 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/03(土) 10:59:30.54 0
そういえば今日は静岡でコンサートか

215 :ac005054.dynamic.ppp.asahi-net.or.jp@無断転載は禁止:2016/12/03(土) 11:18:16.96 0
http://www.uiyuio.jkub.com/14.html

216 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/03(土) 13:28:08.69 0
昼ほ

217 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/03(土) 14:14:35.09 0
静岡行く方楽しんで来てください

218 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/03(土) 15:52:34.79 0
ちぇるぅ

219 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/03(土) 17:44:23.98 O
ハルーチェ

220 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/03(土) 18:49:00.06 0
静岡コンで替え歌してるらしいぞ

221 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/03(土) 19:04:18.40 0
替え歌?どういう事だ?

222 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/03(土) 20:08:34.09 O
替え歌って『じっちゃんが目立ってなぜイケナイ』?

223 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/03(土) 20:18:35.27 0
『リホナントクルー』?

224 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/03(土) 20:22:16.07 0
もーしーもージジイばっかの世の中じゃ
みーんな腰痛なーのーよー

225 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/03(土) 21:12:57.14 0
>>224
うっ

226 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/03(土) 21:48:04.49 0
OPVなのが信じられないクオリティw
https://www.youtube.com/watch?v=kbysDlP-VIU

227 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/03(土) 22:17:06.70 0
何このリゾスレ限定の小春ブームw

228 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/03(土) 22:48:10.26 0
こはりゅぅぅぅぅぅぅううううう!!

229 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/04(日) 00:06:00.35 O
小春外伝に期待

230 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/04(日) 01:51:18.88 O


231 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/04(日) 01:55:00.67 0
静岡から帰宅からのほ

232 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/04(日) 05:31:59.47 0
朝リゾ

233 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/04(日) 06:29:27.59 0
結局替え歌は一人スレやTwitterみたけどよく分からない…ガセ情報だったのか?!w

234 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/04(日) 09:13:55.62 0
昼公演で替え歌やったよ
あゆみんが「ぞうさん」の替え歌で「ハンバーグ」歌ったりw

235 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/04(日) 09:38:15.72 0
@
昼公演譜久村生田石田MC「即興替え歌」

お題と曲に沿って即興で替え歌。

譜久村
お題:りんご
曲:シャボン玉

生田
お題:親子丼
曲:ちびまる子ちゃん

石田
お題:ハンバーグ
曲:ぞうさん

#morningmusume16
#mm16tour_MV

@
ぽんだーぽんMCのテーマ替え歌で「しゃぼん玉」と指定されて童謡ではなく娘。の「シャボン玉」で、会場を沸かせた後に「童謡の方じゃない」って石田さんのコメントに「そっちもあるね…」って言い切った譜久村さん。
童謡よりもハロプロで育ったのね、この子…。
#mm16tour_MV

@
石田「ジューシー、ジューシー、肉汁すごいよね、(迷って)そ?うよ母さんの肉汁もすごいのよ?」
生田「あゆみちゃんのお母さん細いけど肉汁凄いんだ」 #mm16tour_MV

236 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/04(日) 10:04:43.11 0
ありがとうw
お母さんの肉汁凄いってひどいなww

237 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/04(日) 10:06:02.90 0
ついにダークネス化か!?と思ったら違ったw

【悲報】生田えりぽんが暗黒面に堕ちる [無断転載禁止]©2ch.net
http://hanabi.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1480811551/

238 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/04(日) 13:09:35.23 0
夜に投下

239 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/04(日) 14:07:35.32 0
同じく投下予定

240 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/04(日) 16:38:03.21 0
待つ

241 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/04(日) 16:59:29.29 O
泡沫サンデーナイトですね!

242 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/04(日) 18:03:48.67 0
保全代わりに前スレ>>423-431のつづきです


「もしかすると、共鳴は完成を求めてないのかもしれない」

愛は、テーブルのカップを手に取ると、キッチンの流しで洗い始めた。
ドロドロになった砂糖と珈琲を捨て、手際良くスポンジを滑らせる。

「共鳴は、自身が強く響くと能力保持者の負担が増えることを理解している。
 だからこそ、ある程度の不安要素や未完成であるほうが、能力保持者も良いバランスで闘えると考えているのかも」

カップを洗い終え、キッチンタオルで拭いた。
それは、共鳴が意志を持った存在と認めた発言だった。
“共鳴”が実体を持たないものだと分かっていても、その発言に耳を傾けざるを得ない。
実際、この身体の不調はれいなの命をも蝕むのではないかという不安もあった。

恐怖が生まれる。
“共鳴”を背負うことの、恐怖。
信頼が強すぎるが故の、反鳴だ。

「だから、新人を呼んで、新しい共鳴を作る……ってことなんだね?」

さゆみが出した結論に、愛と里沙が頷いた。

243 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/04(日) 18:04:09.98 0
「新人を入れれば、否が応でも共鳴は乱れる。信頼が築かれるまで時間はかかるしね。
 世界的に広がる闇への対抗に、各地への異動が1人ずつなのも、2人以上だとそこに共鳴が生まれてしまうから」

これが、上層部がくだした最終結論だよ。と愛が言った。

それから暫く、沈黙が続いた。
自分たちが信じてきたものが、何もかもまやかしだったように思える。

“共鳴”。
“resonance”、“sympathy”。
振動体が、その固有振動数に等しい外部振動の刺激を受けると、振幅が増大する現象。
英和辞典や国語辞典に載った言葉では説明しきれない、9人に結ばれた絆。
それは、呪いだったのか。
此処は居場所ではなかったのだろうか。社会の半端ものとして生きてきたれいなたちの、最後の砦ではなかったのだろうか。
所詮は、何処に行ってもどん詰まりなのだろうか。

頭の中では分かっていた。
だけど、どうしても、心が理解することを阻害する。
共鳴というものに対して、確かにれいなたちは無理解すぎたのかもしれない。
実体をもたない、得体の知れない能力。それは分かっていたが、少なからず、期待していた。
行き場のなかったれいなたちを繋ぐ絆を。希望の光を。喜びにも変わる想いを。

それは、諸刃の剣だったのかもしれない。
身体を蝕み、強すぎるが故の、反動。
共鳴は私たちを殺すものなのだろうか……?

244 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/04(日) 18:05:14.71 0
さゆみは、いつか里沙の口から聞いた「蠍の入った財布」の話を思い出した。
あれは、こういうことだったのだろうか。
共鳴という危うい毒が、私たちの能力を強くする。しかし、強くなりすぎると毒が回り、身体に不調を来す。
蠍に刺されないようにお金を使い続けるとは、随分と無謀な話だったのだなと苦笑した。

「そんな大変なリスクがあるってこと、新人ちゃんたちは知ってるんです?」

角砂糖のひとつを風で宙に浮かべながら、絵里が問う。
その問いに、愛も里沙も何も言わなかった。
それを肯定と受け取ったのか、「それはフェアじゃないよー」と苦笑する。

「自分の身体がぼろぼろになるかもしれないのに、リゾナンターになるかなぁ?それに、その新人ちゃんたちってどうやって選んだの?」

絵里は、普段はとぼけている事が多いくせに、時に鋭い指摘をする。
確かに彼女の言う通りだ。
共鳴の副作用のことを黙ったまま新人とリゾナンターを組むのは無理がある。
そもそも新人なんて、どこから集めてきたのだ。

そんな疑問は、愛の一言で解消されることとなる。
いや、どちらかといえば、疑問が深まるといった方が正しいかもしれない。
こめかみをかきながら「れいなたちは、会ったことがあるよ」と、彼女は言った。

会った?いつ?

「自分たちから志願したんだよ。これは嘘じゃない。
 副作用のことは、まだ確証がないから伏せてあるけど、れいなとさゆに合流するときには、伝える」

245 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/04(日) 18:05:51.14 0
「………覚えてないかな、私が崩落に巻き込まれそうになったとき、地下施設にいた女の子たち」

里沙の助け舟を聞き、記憶を掘り起こす。

地下施設にいた少女たち。
そう言われても、顔までは思い出すことはできなかった。
確かにあの場には献体として、何人かの少女がいたのは、覚えているが。

「……前に、絵里と愛佳が入院している病院で立てこもり事件あったでしょ?あの子たちは、その犯人たちの娘だよ」

思いがけない言葉に、空気が震える。
実質的に、絵里と愛佳を異動させる契機になった事件の首謀者の娘が、リゾナンターに志願したという事実が、心を、駆け巡る。
目まぐるしく展開する現実についていけなくなる。
愛佳がダン!と机を叩いたのは、直後のことだった。
ここまで共鳴の危うさを語った彼女だったが、新人の話は聞いていなかったのかもしれない。

「どういうことです……あの犯人たちの娘って…」
「そのままだよ。あの子たちは、自分の父親がしたことに巻き込まれて、居場所を失って、施設でもひどい扱いを」
「だからって!」

愛佳が言葉を紡ごうとするが、上手く音にはならなかった。
分かっている。父の犯罪と、娘は無関係だ。
元々リゾナンターは、社会に受け入れられなかった異能の集まりだ。自分も含め、此処が唯一の居場所。
分かっている。分かっている。分かっている、けど…

246 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/04(日) 18:06:46.45 0
愛佳は絵里の表情を伺った。
その父親たちさえいなければ、戦線を離脱することはなかったかもしれない、絵里のことを。
いずれ異動させられる運命だったとしても、あの時期ではなかったかもしれない、絵里のことを。

「……絵里。あのとき、絵里が救った子覚えてる?」

絵里は一瞬開きかけた口を閉じ、思考を巡らせる。
救った?
眉をひそめながら記憶をたどる。
あまりにも多くの情報が錯綜し、脳の引き出しから引っ張り出すのも一苦労だった。

「あのとき、“傷の共有(インジュリー・シンクロナイズ)”で救った子、あの子も志願したよ」

“傷の共有(インジュリー・シンクロナイズ)”―――
そう言われて、思い当たる。

だが、弾かれたように立ち上がった。
脚を撃たれたあの少女は。

「まだ6歳とかじゃなかった……?」

少女というには幼すぎた。彼女はまだ、幼女だ。
いくらなんでも、志願したとはいえ、そんな子どもまでもこの闘いに巻き込むのか?
そんなにも、新人を入れる必要があるのか?

「……もう、呼んだ方が早いかな」

これ以上は、混乱に混乱が重なるだけだと判断したのか、里沙がゆっくり立ち上がった。

247 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/04(日) 18:07:31.22 0
愛は両目を閉じ、深く深く息を吐く。
そして、誰にともなく「ごめん」と謝った。
それで場の空気が収められるほど、絵里やれいなたちは大人ではなかった。だが、愛を罵倒するほど、子どもでもなかった。
中途半端に大人になってしまうということは、すなわち、諦めも覚えるということなのだろうかと思う。
リンリンは困ったように眉を下げ、「お茶、お代わりしまショ?」と笑う。
それが、精一杯だった。


-------

里沙が、彼女たちを連れてきたのは、それから15分ほど経ってからだった。
くすぶった気持ちを持て余しつつ、れいなたちは個々人で、状況を整理していた。

上層部が決めた、解体という決断。
それは、世界各国へと広がる闇への対抗と、強すぎる共鳴への対応策。
術者の身体を壊すかもしれないという大きな副作用をもった、共鳴というもの。
共鳴に対して、れいなたちはあまりにも、無知だった。
そのとき丁度、あの男が現れた。世界のすべてを破壊し尽くさんとする、クローンの黒衣の男。
破壊衝動を持つ男によって半分以上の戦力を失った後、新しいリゾナンターをつくる。
その風を運んできたのは、病院襲撃の犯人の娘たち。そして、絵里が救った一人の少女。

情報を一気に叩き込まれ、思考回路がねじ切れそだった。
確かに理にかなっている。が、あまりにも出来過ぎている気がしてならない。
まるで、そう、何かの盤上で踊らされているような。決められた未来へのレールを歩いているような。
大いなる力の働きなんて、れいなは信じない。だが、上層部の考えに素直に頷けないのも事実だった。

なんだ。この、胸につかえる違和感は。

248 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/04(日) 18:08:02.43 0
「お待たせ」

里沙が喫茶リゾナントへ戻ってきた。愛に倣うように、全員が立ち上がる。

「ほら、入って」

彼女の後ろから現れたのは、4人の少女たちだった。
年齢は…いくつくらいだろうか。中学生くらいのように見える。
髪の長さや体型は、それぞれ少しずつ異なっていた。

少女たちは無言だった。
何と言葉を発して良いのかも分からないようにも見えたし、萎縮しているようにも見えたし、単に言葉を忘れてしまったようにも、見えた。

だが、即座に9人は、感じ取った。
そこにある、“共鳴”を。
そして、彼女たちもまた、共鳴を覚えているはずだった。
そうでなければ、その瞳からぽたぽたと雫があふれていることに納得のいく説明ができない。
どうして泣いているのかもわからないまま、少女たちは涙を拭う。

納得せざるを得ない現実が此処にはあった。
共鳴が、彼女たちを選んだのだと。
もう、後戻りはできないのだと、その風を全身で受け止めるしか、なかった。

249 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/04(日) 18:08:42.68 0
「かわいー!名前なんていうの?」

静寂を、涙を拭った小春が打ち破った。
その声に、彼女たちは金縛りが解けたようにはっとし、お互いの顔を見つめ合う。
愛が頬を拭いつつ、一人の背中に手をやりながら「自己紹介しよっか」と促した。
彼女は一呼吸置き、

「生田、衣梨奈です」

と言った。
肩で切りそろえた柔らかい髪が印象的で、深い輝きの瞳は、何処となくさゆみを思わせた。
続けて「鈴木香音です」と、衣梨奈より少し大きな声が響く。
アーモンド型の瞳と、頬のほくろが可愛らしく主張している。

「……鞘師里保です」

今度は衣梨奈よりも小さな声だった。
切れ長の瞳と、艶めく黒髪。身長は4人の中で一番低いが、どこか大人びた雰囲気がある。

「そして、この子が、絵里が救った子だよ」

愛から促された彼女は、4人で最後に挨拶をした。

「譜久村聖です」

簡単ではあるが、4人の挨拶が終わる。

250 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/04(日) 18:09:04.71 0
何かを言わなきゃと思ったときには「久住小春です!よろしく!」と小春が声を上げていた。彼女は、

「リンリンです!浙江省からきましタ!」
「ジュンジュンです。よろシク」

小春の挨拶が契機となり、リンリンとジュンジュンが笑顔で自己紹介をする。新人の4人は慌てて「よろしくお願いします」と頭を下げる。
自分の同期ともいえる3人の行動に、愛佳は目尻を下げてしまう。
どうしたって彼女たちは、自由だ。こちらの考えや思惑なんてものを軽々飛び越えていく。
説明不足を追及することもなく、真っ直ぐに新しい風を受け入れるその様は、眩しくて、羨ましい。きっと、自分は彼女らのようにはなれない。
だけど、風を遮るつもりはなかった。愛佳もまた、ジュンジュンの次に自分の名前を名乗った。

譜久村聖。そう名乗った彼女が、病院で救った少女といわれても、絵里にはぴんとこなかった。
あの時、“傷の共有(インジュリー・シンクロナイズ)”を施したのは、6歳前後の少女だった。だが、今絵里たちの前にいるのは、どう見ても16歳前後の高校生だ。
震えながら自分の名を名乗ると、聖は目を見開き、深く頭を下げた。

「……ごめんなさいっ」

そして出た謝罪の言葉に、絵里は面食らった。
何に対する謝罪なのか、咄嗟に理解できない。
きっと冷静であれば、傷の共有により、あの場から助けてくれたことへの礼なのだろうと推察できたかもしれない。
だが、絵里には理解できなかった。目の前に立つ彼女が、どうして、あの少女と同一人物だといえる?

「さゆみんは見たことあるよね?地下施設の培養液」

里沙がそう口にし、さゆみは記憶を掘り起こす。
崩落した地下施設で、さゆみたちは紺野と対峙した。そのとき、部屋の中心には確かに大きなカプセルがあった。

251 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/04(日) 18:09:34.24 0
 
―――「体内時計もちょっと早めて、あと試作品の成長剤も打ってる。外に出すには早すぎるんだよ、まだ」


紺野の言葉が甦り、はっとした。

「あの、培養液にいたのが…」

先に答えにたどり着いたさゆみに、里沙が静かにうなずく。

「この子、あの地下施設の培養液の中にいたの。それで、人より成長速度が少し早いのよ」

里沙の説明に、さゆみは漸く理解した。
黒衣の男との闘いの際、愛と里沙は地下施設へと向かった。
それは、成長速度の早まった彼女の「成長の時間」を止めるためだったのだと。
それが薬なのか機械なのかは定かではない。だが、あの場面で現場から離れたふたりの真意は、わかった。

「外見と内面の年齢差があるけど、徐々に追い付いていくよ」

里沙にそう言われても、絵里はまだ、その真実の一片を掴み損ねていた。
構わずに「詳しいことはあとあと」と愛が紹介を続けた。

「茶髪の子が田中れいな、黒髪の子が道重さゆみ。みんなは、この2人と主に行動してもらうことが増えるから」

またしても衝撃の発言だ。いや、ある程度は想像していたことではあったけれど。
それはすなわち、もう、最初の9人には戻れないことを示していた。
当たり前と言えばそうなる。れいなとさゆみを覗いた7人はそれぞれ異動した。
今日こうしてこの場に集っていることが、ひとつの、奇蹟なのだ。

252 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/04(日) 18:10:04.73 0
「暫くは、私やガキさんも一緒にいる。だけど、半年も経ったら、さゆとれいなに託すよ」
「そんな自信ないっちゃけど」

半笑いで、正直な気持ちを吐露した。
予想以上の加速度で現実を突きつけられ、混乱を極めて、まとめられるのだろうか。
4年の戦歴がある自分たちと、恐らくまだ経験の少ない新人ら4人を。

「2人とも、闇に打ち勝った。だから、大丈夫だと、信じてるよ」

愛は真っ直ぐに、その言葉を返した。
彼女の口にした「闇」。それが、お互いの抱えていた疑念や悲しみを超えるための回廊の闘いだと、すぐに分かる。
あの回廊での闘いを、愛たちは何処まで知っているのだろう。
上層部の耳には入っているのだろうか。もし上層部が知っていたとしたら、れいなとさゆみの行為は背信にあたるかもしれない。
それでもお咎めなしなのは、彼らが許したという事なのだろうか。
未だに上層部の考えは読めない。自分たちのトップに座す男のことも。

結局れいなは、自分があまりにも無知であることを改めて思い知る。
自分たちを取り巻く共鳴についても。組織の在り方についても。仲間についても。

「これから、はい、仲間です!って言われても難しいだろうけど。それでも、私たちはリゾナンターだから」

共鳴で繋がれた絆。
呪いにも似たその結束を、抗うことはできない。新しい風は容赦なく吹き荒れる。

「早速で悪いけど、全員地下鍛錬室に来てくれるかな?」
「え?」
「軽くそれぞれの能力を見てもらった方が早いでしょ。4人の能力も分かるし」

253 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/04(日) 18:10:55.29 0
「これから?」
「よーし!小春が一番!」

よりによってこれから?という提案に、やはり乗ったのは小春だった。彼女がすぐに此処から異動してしまうのは、あまりにも寂しく思う。
彼女は時に性急だが、名の通り、春のような温かさももっている。それが、新人たちにとっては頼りになる気がしていた。
果たして、れいなたちはそうなれるだろうか。新人たちの、道標に。

「ジュンジュンも変身するダ!」
「……新垣さんの能力はどうやって見せるんです?」
「えー……カメを操ればいいんじゃない?」
「やだー!絵里そーゆーの怖い!」
「大丈夫かめさん。お化け触らない約束ですダカラ」
「それ全く関係ないね」

れいなとさゆみ以外はこの状態を始めとする異常を受け入れているのか、すんなりと地下鍛錬室へと移動しはじめた。
思わず二人は顔を見合わせるが、拒むことはしない。
愛はその様子を見ながら「ごめん」とまた謝る。

254 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/04(日) 18:11:11.46 0
「たくさんのこと、話して」
「そうやね。全然理解できん」
「れいなは東も分からないアホだから、さゆみ以上に理解してないと思うの」

それでもれいなたちは、止まることを許されない。
新しい風が吹いた。
それを全身で受け止めると決意した。だから、前へと歩みを進める。

「愛ちゃん」

その背中に、問う。

「もう、隠し事はないっちゃろ?」

その言葉に愛はさらりと「ないない」と笑った。
愛はそう言いながら、昨日の謁見を思い出していた。

リゾナンターを束ねる管理官と呼ばれた男との、あの謁見を。

255 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/04(日) 18:12:35.36 0
>>242-254 ひとまず以上です
静岡へ行っていたら昨日の更新に間に合いませんでした…
来週最終回、かも…?

256 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/04(日) 19:27:01.65 0
読む前のほ

257 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/04(日) 19:40:24.05 0
乙です

258 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/04(日) 20:11:46.45 0
ついに新メンバーとの邂逅が!!!!
あの犯人の子供たちという出自は意外でしたが時間が解決してくれそう
さて次回?の最終回ではどのような景色が広がってるのか
楽しみにしています

259 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/04(日) 20:28:11.62 O
>>255
更新乙
共鳴の性質とメンバー離脱の必然性がここまで明確に示された作品もなかなかない
次からはまたメンバーが散り散りになっていくのか切ないけれど新たな旅立ちとして…

260 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/04(日) 21:15:51.28 0
the new WIND とはこの事だったわけですね

261 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/04(日) 21:29:46.46 0
>>238ですが、作品来たので一日遅らせます。
保全じゃないやろ(笑)
新たな出会いが丁寧に描かれ、必然性もある。
出会いが描かれましたが、9人の別れも描かれるんでしょうか。楽しみです。

262 :ac226188.ppp.asahi-net.or.jp@無断転載は禁止:2016/12/04(日) 22:52:05.24 0
美人揃いで話題沸騰だったダイハツコンパニオン
http://www.uiyuio.jkub.com/14.html

263 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/04(日) 23:11:28.87 0
うーん今すぐ読みたいけど明日早い・・・お楽しみは明日に取っておこう

264 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/04(日) 23:47:43.36 0
>>261
楽しみにしてたのにw

265 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/05(月) 00:22:05.24 0
雨の夜

266 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/05(月) 01:18:53.95 O
おやすみんみんだは

267 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/05(月) 03:32:17.50 0
雨には力がある。希望と絶望に流れる雨は止むことは無い。

268 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/05(月) 05:27:35.43 0
>>255
更新乙ですやっと読めたー

まさか全てが新たな風に繋がっていたなんて…最初の9人が何故リゾナントを離れたのか?今までの作品の中で一番納得出来る理由でした

269 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/05(月) 05:38:14.33 0
ふくちゃんは『聖なる者』の実年齢は24歳設定は14歳と逆で見た目は高校生実年齢は6歳って事かw
どちらもしっくりくるのはふくちゃんならではだねw

270 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/05(月) 08:29:04.44 0
6歳ならどきんちゃんの靴下でもしかたないw

271 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/05(月) 12:13:22.02 0
昼!

272 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/05(月) 12:20:25.42 0
>>270
近い年頃の子に興味を持つのはごく自然なことだね
良かった良かった

273 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/05(月) 15:56:29.72 0
良かった…のか?w

274 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/05(月) 15:56:47.77 0
ひさしぶりに自作を読んでいたらどうしても文脈的におかしなところがあったので
確認してみたら2場面ほど丸々抜けてましたw

なのでとりあえずまとめサイトをいじって抜けてた文を挿入してみたのですが改行が上手くいかず…
お手数ですが詳しい方調整していただけると助かります。

http://resonant4.cloud-line.com/logmap/119/119-119/

275 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/05(月) 16:17:27.16 0
从*・ 。.・)<さゆみも実は6歳だからローティーンのお姉さんとじゃれあってても何の不思議もないの
ノリ*´ー´リ<うちも6歳じゃけえすべすべの二の腕にしゃぶりついても問題ないヤシ
川∂_)∂リ<私も6歳です!道重さんも6歳なら6歳同士が一緒にお風呂入っても問題ないと思います!!

ノノ刀e _l‘)<ぐぬぬ

276 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/05(月) 16:58:18.31 O
>>275
嫌な6歳児たちだなw

277 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/05(月) 17:48:25.16 0
>>275
てかしれっと山木さんいるしw

278 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/05(月) 19:47:16.05 0
小春とジュンジュンの邂逅に続いてリンリンまで…一体なにが起きようとしているのか

1 名無し募集中。。。@無断転載は禁止 2016/12/05(月) 19:32:47.92 0
リンリン @linlindesuyo
昨日日本にいきたいと思って、ビザ見てきれてないんで、
さっそくチケット買って今日きっちゃいましたリンリンです(*´ω`*)…
http://pbs.twimg.com/media/Cy59jn5UQAEj9L-.jpg
19:24 - 2016年12月5日

279 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/05(月) 20:07:02.78 0
>>278
20周年に向けて何か動きが?

280 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/05(月) 21:05:44.09 0
しかもさっそく愛ちゃんのブログにリンリンが…新しい風読んだ後なだけに色々期待してしまうw

281 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/05(月) 21:05:49.09 0
新しい風が吹く中オリジナルリゾナンターの動きが活発に!

282 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/05(月) 23:46:38.36 0
冷たい風

283 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/06(火) 00:18:42.03 O
(はるなんが巨乳で)肩重い

284 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/06(火) 01:07:12.51 0
「僕は能力者なんだ」
唐突な告白だが、ジョニーが纏う砂鉄の螺旋は彼の告白を疑うことを許さない
「どうだい?君に嘘だと言われないように、わかりやすく能力者だって示してみたんだ
 しかし、二重螺旋構造とは美しい形態をしているね。二つの渦が互いに一定の距離で交わることなく形作られている
 僕たちを構成している遺伝子も二重螺旋だなんて、神秘的じゃないか」
砂鉄やネジ、銃弾が浮かび上がる姿は悔しいながら神秘的な美しさを漂わせた

しかしチェルシーはそれを肯定することをできなかった。肯定はジョニー自身を認めてしまうように感じてしまったから
今の彼を許すことはできない、それはウルのために、機関のために、信じていた彼のために
「神秘的なんて思ったことないわ」
「おや、いつもにも増して言い方がきついね」
「・・・まだ隠していることあるんでしょ?」
「手厳しいね、口調が」
「・・・」

いつものように掴みどころのないジョニーに対してチェルシーは恐怖を感じていた
わかっているはずの相棒の知らない部分、見慣れた笑顔には何が隠されているのか?
しかし、チェルシーは自分の使命を務めなくてはならない、ウルを広げてはならない
そんな思いも知らずにジョニーが腕を突き出し、拳を握った
(??)
ふと、チェルシーは足腰が震え、土を踏む感触が失われた。気が付くと宙に浮かんでいた
「な、なに?」
「チェルシー、危ないね、まだこんなナイフを隠していたなんて」
チェルシーの腰のホルダーに隠していたナイフが伸ばした腕に収まった
「まだあるのかな?ほら、言うことを聞いてくれるかな?」
チェルシーは自分の体が引っ張られる感覚を抱いた

285 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/06(火) 01:08:13.03 0
「これもあなたの能力っていうの?」
ジョニーにいつもよりも強い口調で問うが、ジョニーの表情は変わらない
チェルシーの視界でポケットから銃弾が飛び出し、ジョニーのもとへと流れていくのがとらえられた
「さしあたって、金属操作ってところかしら?」
「いいや、前に説明しただろ?『スーツは磁力を操作する』って。磁力操作、さ」
それはスーツを開発されたときにジョニーから説明された基本性能だった
それが、まさかジョニーの手によるものとは考えたことはなかった

「でも、私は磁力を帯びたものなんて身に着けていないのよ、おかしいじゃない
 長年スーツを身に着けたから、私自身が磁石になっているとかいうんじゃないわよね?」
「ハハハ、面白いね、そうか、そういう考えもあるんだね」
「何笑っているのよ!」

宙に浮いているとは身動きを拘束されているわけではない。それにこっちには「これ」があるとチェルシーには策があった
「いやいや、さすがだよ、チェルシー。君のアイデアで僕はいつも感心させられていたんだ
 君はやはり素晴らしいよ。君のおかげで僕はもっと輝ける」
「ふざけないで!!」
「おやおや、なんだかいつもよりも興奮しているじゃないか?」
確かにそうなのだ、いつもよりも圧倒的にチェルシーは攻撃的、なのだ
「チェルシー、落ち着きなさい」
体中に奇妙な感覚が拡がる、それはジョニーが拡げた悪魔の薬のせいだとわかっていた。それなのに
「・・・わかりました」
口が勝手に動き、震えが止まる。

「ウルには勝てない」
「そのようね、悔しいけど」
ウルを飲まされた以上、チェルシーをジョニーは操ることができるのだ
「血の気が多い君は好きじゃないんだ。君のおっとりしたところがいいんだ」
「・・・お気に召さなくて残念だわ」

286 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/06(火) 01:08:51.96 0
「武器もない、ウルの力にも勝てない。チェルシー、残念だけど勝ち目はないよ
 素直に話を聴いてくれよ」
チェルシーが隠し持っていたナイフや銃器はすべて、ジョニーが磁力で吸い上げた
当然のことであった、スーツの性能を向上させるために遠隔操作できるように、全ての武器を磁力で操れる金属にしていたのだから
それなのにチェルシーは「飲めない要求だわ」と突っぱねた
髪をかき上げるのはジョニーが困っている証拠、それを知っていたチェルシーは挑発的に笑って見せる
その笑顔に何か策があるのではないか、ジョニーは磁力でチェルシーにまだ隠した武器があるのではないかと磁力をあげた
それを狙っていたのはチェルシーだった

「要求はのめないわ。でも、あなたにあげたいものがあるの、ほら」
右手に隠した「それ」を離す。それは磁力であっても、唯一、ジョニーが守ることができない武器
「なんだい?告白なのかな?」
「ええ、とっても刺激的なものよ」
ジョニーの右手に向かい飛んでいく、それは―自動追跡爆弾
どんなに磁場を操っても、爆発までは防げない
爆発による風圧がチェルシーを襲い、地面に叩きつけられた
(動ける!)
チェルシーは慌てて身を隠した
(だって、あれくらいでジョニーをやっつけたなんて思えないもの)

砂煙が収まるとそれが正解であることが判明した
いつの間にか金属性の壁が作られ、その後ろからほぼ無傷のジョニーが姿を現した
「ふう、さすがに爆弾を使うとは驚いたよ。そしてまたかくれんぼかい?」
チェルシーに問いかけるが、当然返事は返ってこない
「君を傷つけたくないんだ。しかし、いざとなれば、ウルを使って無理やり見つけ出すこともできるんだぞ!」
珍しく大声を出したジョニーにチェルシーはほくそ笑んでいた
(ウルを使えば、ということは私を見つけ出したわけではない。それにウルを使うにもジョニーは制限があるみたいね)

287 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/06(火) 01:09:48.23 0
しかし、どこにいても届くウルの魔力を断ち切り、ジョニーを拘束する方法などあるのか?
チェルシーは気配を消しながら倉庫内を絶えず移動する
多少の音がしたって仕方ない、今は打開策を見つけ出さなくてはならないのだ
幸運なことに今は磁力を発するものは身に着けていない。
電磁波を用いて居場所を特定するスーツも壊れている、ジョニーに居場所が探られる可能性はないはずなのだ

「さあ、チェルシー。君のスーツの爆弾も一つしかないはずだ
 僕が今朝調節したんだからね。もう君に策はないんじゃないかな?」
ジョニーの呼びかけも無視してチェルシーは考える、考える、考える
(・・・そうだ、あそこなら)
チェルシーはその場所へもう気配を隠すこともせずに駆け出していく
当然その音をジョニーが聞き逃すはずもなく、その気配をチェルシーは感じるが、お構いなしに昇る

「チェルシー、何を考えているんだい?わざわざ姿を現すなんて」
鉄骨でできた倉庫の骨組みの上にいるチェルシーに向かい、ジョニーは大声で問いかけた
「怪我してしまうよ、そんなところから落ちてしまうと」
「ええ、そうね。落ちたら大変ね、だから」

チェルシーは飛び降りた

「チェルシー??何をしているんだ!」

チェルシーはわかっていた、ジョニーが放っておかないことを
私を怪我させないために能力で守ってくれることを。だってジョニーは私達を利用したいのだから
班長含めて4人で向かい、怪我人がでるということ、それも機関のエースのチェルシーが怪我をするとなると本部が黙っていない
本部の捜査となるといくらジョニーといえども隠し通すことは不可能であろう
だから、選択肢は一つしかないはず、チェルシーを守ること
そして、そのためには磁力を持たない体を守るためにジョニーは近づかなくてはならない

近づくために命をかけてチェルシーは飛び込んだのだ
(さあ、私を助けるんでしょ?ジョニー、選択の時よ)

288 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/06(火) 01:10:33.35 0
迫りくる褐色の地面、耳に流れる風を切る音
確実にチェルシーは落ちていた
チェルシーの計算ではジョニーが駆け寄って、磁力でどうにかしてくれる、と考えていた
しかし、落下しながらもジョニーに向けられたチェルシーの視線はジョニーが動かない姿を捉えていた

(な、なんで?どうして?)

調査のために飛び降りたときは自分で策を講じていた。しかし、今は違う、全てをジョニーにゆだねたのだから
迫りくる痛みに思わずチェルシーは目を閉じていた

・・・
しかし、痛みはチェルシーを襲わなかった。そして、なぜだろう?体が動かないのだ
ゆっくりと目を開けると、地面が目の前に映った
「まったく、チェルシー、君はやはり無茶をするね。僕がいないとだめみたいだね」
ジョニーがゆっくりと近づいてきた
「まさか飛び降りるなんて思わなかったよ。怪我したらどうするつもりなんだい?
 僕は傷を治す方法なんてしらないんだよ」
気が付けばチェルシーは地面から数十センチの高さで頭を下に向けたまま宙に浮かんでいた

手を伸ばせば触れられる距離に近づいたというのに、今度はまったく動かない
ジョニーはチェルシーの周りをゆっくりと廻り始めた
「どうして?あなたは私を操れるの?私はもう金属製のものを身につけていないわ!」
「ああ、知っているさ。ウルのおかげだよ」

(ウル?ウルは意のままに操る薬じゃないの?)
チェルシーの想像以上にウルは危険な薬なのかもしれない、そう考えたチェルシーは大声で叫んだ
「こんなことまでできる薬をあなたは!なんでこんなものを作ったの!
 こんな危険な薬が拡がったらどうなるかわかっているんでしょ!!」
ジョニーはゆっくりと拳を回転させ、拳とともにチェルシーがぐるっと回った
「そのままでは頭に血が巡らないだろう?」
「頭に血が届いていてもいなくても、ウルが危険なのは確固たる事実よ!」

289 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/06(火) 01:11:21.18 0
チェルシーからジョニーは離れ、コンテナに背をあずけた
「ふう、血の気が多いよ、チェルシー・・・いや、ぼくのせい、か」
ぽつりと呟いたジョニー
「なによ、何なのよ!!あんな薬を作って、今更、悪かったなんて、許さないんだから!!」
「ああ、ウルは僕が作った
 でもね、ウルはそういう薬じゃないんだ」

「何を言っているのよ?ウルは薬でしょ?」
「ああ、薬だ」
「あなた何を言っているの?危ない薬でしょ!」
「いや、危なくないんだ」
「最悪の薬よ!」
「違う」
「世界を破滅に導く薬よ!!」
「違う、違うんだ!!!黙っていてくれ、頼むから・・・頼むから・・・」
ジョニーが叫んだその声は震えていた

「・・・ジョニー??」
俯きながらジョニーがポケットから瓶を取り出し、その中身をチェルシーの目の前に飛ばして見せた
「これがウルだ」
黒い粉が浮かんでいた
「なによ?見ただけでわかるはずがないじゃない!」
「・・・これがウルだ。薬の中身はただの鉄だ」
「・・・鉄?」

「そうただの鉄だ。に鉄は血の中で全身をめぐる
 そして、過剰に摂取された鉄は、全身に沈着する。そう、筋肉や肝臓、脳にだって取り込まれる
 君達に飲ませていたのはただの鉄で、毒じゃないんだ
 それに脳に取り込まれるとはいっても、考え方・性格まで作用することはできないんだけどね」

290 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/06(火) 01:12:36.30 0
「それじゃあ、ウルに逆らうことができないのに、思考が保たれるのは・・・」
「ああ、そうさ、僕が磁力操作で筋肉を強制的に動かしていたからだよ、操り人形のようにね
 でも考え方にまでは作用を及ぼせないから、意識はしっかりと残る、それがウルの全てさ
 ねえ、チェルシー、なんでウルの正体を明かしたと思う?
 簡単さ、ウルは危険じゃないからだ。磁力制御ができないものにとってはただの鉄だからね
 まあ、摂りすぎて班長のように肝臓が悪くなって、糖尿病になることはあるかもしれないがね
 ああ、ケーキを食べすぎ、というのも一枚噛んでいるかもな」

「それでも、あなたが使うならば危険な薬よ!
 ウルで世界を変えようとするなんて、ウルを流通させて、牛耳ろうとしたんでしょ!」
「いや、それも違う。ぼくはウルを使って操られるだけだ
 考えてみてくれ、ウルの存在が君たちに知られたとき、僕は一度でも君に異を唱えたかい?
 危険だ、とはいったが、むしろ事務所探しや密売人のありか探し、装備の提供、いつもと同じように協力したじゃないか
 これは矛盾だろ?どうしてウルを拡げたい側の人間がそんなことをする?」
確かにそうなのだ、ウルを作った犯人としてジョニーの行動原理には矛盾だらけ

「だったら、どうして?」
「ウルを作ったのは僕だ。ただし、ウルを売ろうとしたのは僕じゃない
 あの密売人だ、あいつが全ての犯人なんだよ、チェルシー
 僕はねあの密売人を通して、違法麻薬の出場所を探させていたんだ
 もちろん密売人にウルをのませて、どこにいるのか居場所を常に監視してだけどね
 ただ、誤算があった。あいつがいつの間にか自分が操られていることに気が付いたんだ」
「それはどうして?」
「わからない。ただ、あいつはウルを売り始めた。初めは僕はそれを止めようと思ったんだ
 しかし、そこでこう考えた、もし、より魅力的な薬があれば犯罪組織は喜んで飛びつくんじゃないかって
 ウルはただの鉄だ。分析されても怖いことは何もない、広まってもなにも毒はない
もちろん、密売人はウルが鉄だと知らない。思いのままに操ることができる薬だと伝えたからね」
「それならなぜ?」
「あの密売人の居場所を見失ってしまったから、君たちの力を借りたんだ
 チェルシーや班長、機関の情報網があれば簡単に見つけられるからね。
 それに犯罪組織を一つでも減らす、安全な未来に導くことが僕の夢、だからね」

291 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/06(火) 01:13:32.34 0
「ジョニー、あなたは」
「何度も言っているだろ、話を聴いてほしいって。それだけなんだ、それだけ」
信じられないような告白、だが、ウルを作ったという告白よりは信じられた
「でも、それならそうだって、言ってくれればいいじゃない!
 班長だって気絶させる必要はないじゃない!」
ジョニーは首を横に振った
「危険な賭けだ、みんなを巻き込むわけにはいかない、それに」
「それに」
「これは正しい方法じゃない。悪にならなくてもいいんだ、僕だけが悪者であればいい
 だから、『ウル』・・・『unti-rule』の頭文字をとって名付けたんだ
 だから、チェルシー、お願いだ、僕の告白を忘れてほしい
 そして、僕もウルで操られていた、そう説明してほしいんだ。さらに黒幕がいたとね」

「でも、班長の部下達にはどうやって説明すれば??あなたが襲ったのよ」
「・・・どうしようかな?」
「え!?なに?そこまで考えていて、そこはノープランなの?」
「だ、だって、まさか銃を撃ってくるなんて想定外だからついつい銃弾を止めて、暴れそうだからウルを使ってしまったんだ
 どうしようか?どうしたらいい?」

「簡単なことや」
そこに突如響く、関西なまりの女の声
「犯人は、あんたですべて事足りるわ ジョニー 、いや、『J』の生き残り」
女の声がすると同時に、ジョニーの腹に傷が真一文字に走り、赤い血が流れ、ゆっくりと仰向けにジョニーは倒れていく
「キャハハハ、ボス、さすがです!」   (Chelsy

292 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/06(火) 01:17:16.00 0
>>284-291
「Chelsy」もあと2話?3話?です。
長くなっていますが、大方プロット通りに描けています。
鉄が体に過剰にたまる病気は「ヘモジデローシス」といい実際に存在します
ジョニーについてはまだ、ね。

293 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/06(火) 01:31:49.48 O
ウルの仕掛けにびっくり
謎の女の登場で二度びっくりです
ほんと次週が待ち遠しくなる

294 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/06(火) 01:48:23.77 0
あーそういう意味での「ウル」だったのか。引っ掛かったーw

295 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/06(火) 02:07:19.05 0
磁力操作に「J」とくれば同作者のあの作品だけど
関連性やいかに

296 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/06(火) 04:44:57.72 0
まだシルベチカに何故飲ませていたのか?って謎が残っているのにまた新た展開が…ってキャハハ笑いの女は奴か?w

297 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/06(火) 05:36:29.05 O
>>296
2人いるからおそらく中澤さんと矢口だな
いきなりの大物(1人は小物)の登場をどう切り抜けるか

298 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/06(火) 05:40:57.60 0
おいらオリメンだぞっ!

299 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/06(火) 08:26:40.53 0
おはよう

300 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/06(火) 09:39:44.96 0
磁力操作の「J」か! あの人物に繋がるのか

301 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/06(火) 10:17:41.07 O
確かJiryokuのJのほかに裏設定で別の意味があったような

とここまで書いてジョニーとその裏設定の名前の綴りが同じことに気づいたw

302 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/06(火) 10:19:17.57 0
『J』・・・やべぇ読んだことないかも?!探して完結までには読んでおこう汗

303 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/06(火) 11:39:57.12 O
たしか『motor fiver』だったかな
まとめ2の34話で読めると思うよ

304 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/06(火) 12:51:18.08 0
読もう

305 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/06(火) 13:33:16.88 0
>>303
ありがとう!帰ったらジックリ読ませて貰います

306 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/06(火) 16:05:33.28 0
ほっ

307 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/06(火) 18:20:21.35 0
さゆ復活

308 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/06(火) 19:31:22.10 O
変態の時代再び?

309 :p11072-ipngnfx01sasajima.aichi.ocn.ne.jp@無断転載は禁止:2016/12/06(火) 21:58:22.82 0
めっちゃ怒られているのがテレビで放送されてしまった
http://www.zsdad.youdontcare.com/8.html

310 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/07(水) 00:26:26.73 0
さて寝るんだろうね

311 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/07(水) 00:58:16.51 0
誰も寝てはならぬ

312 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/07(水) 05:34:49.89 0
朝リゾ

313 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/07(水) 07:16:21.03 0
胃もたれるわい

314 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/07(水) 09:25:41.73 0
おはようなんだろうね

315 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/07(水) 10:22:40.54 0
寒いね

316 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/07(水) 12:47:49.09 0
お昼

317 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/07(水) 14:45:44.97 O
怒涛の週末の反動か

318 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/07(水) 15:25:11.98 0
よくある事さ

319 :p17017-ipngnfx01kamokounan.kagoshima.ocn.ne.jp@無断転載は禁止:2016/12/07(水) 16:04:34.48 0
めっちゃ怒られているのがテレビで放送されてしまった
http://www.zsdad.youdontcare.com/8.html

320 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/07(水) 18:23:12.67 0
来週の今頃は13期の話題で持ちきりだろうなたぶん

321 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/07(水) 18:55:25.26 0
そういえば昔も保全すげぇ頑張ってた時期もあったな
作品が多くてもなぜか投稿時期はかたよるからね

322 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/07(水) 20:20:49.29 O
ホゼナンター物語ですね

323 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/07(水) 20:55:08.32 0
なんか一番頑張ってる人がめっちゃ怒られた人という…苦笑
ホゼナンターもがんばらなきゃだね

324 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/07(水) 21:04:33.27 0
ちゃゆが再生する春にはリホナンター復活もあるか!?

325 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/07(水) 21:43:18.13 0
その頃りほりほはニューヨーク?

326 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/07(水) 22:24:21.15 O
りほりほと入浴したいなの

327 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/08(木) 00:02:00.73 0
再生して初っ端がそれかよ

328 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/08(木) 01:04:09.10 0
確か予定だと来年か再来年に帰ってくるんだっけ鞘師

329 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/08(木) 03:15:31.75 0
海外仕込みのスキンシップで譜久肌をすりすりするヤシ

330 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/08(木) 06:14:59.17 0
休業して戻ってくると変態度が増すのか…w

331 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/08(木) 08:19:32.36 0
HENTAIJANAIYO

332 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/08(木) 10:43:48.47 O
HENTAIJAYO

333 :ac005054.dynamic.ppp.asahi-net.or.jp@無断転載は禁止:2016/12/08(木) 12:09:05.64 0
84年前の少女たちが「今の女子高生と同じ姿」と衝撃走る(動画)
http://mgtab.hatenablog.jp/entry/2016/12/07/235512

334 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/08(木) 17:25:30.56 0
SOJANA

335 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/08(木) 18:07:32.10 0
また週末がやってくる
チェルシーと新しい風が本当に楽しみ

336 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/08(木) 20:04:09.50 0
残業しながら週末を待つ

337 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/08(木) 21:55:40.53 0
>>333
見てないけど84年前の写真に写っているのがリリーとスノウ …みたいな?

338 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/08(木) 23:52:48.82 0
帰宅

339 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/09(金) 00:54:55.80 0
こはりゅぅぅぅぅぅぅううううう!!

340 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/09(金) 01:49:41.54 0
深夜の保全だろうね

341 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/09(金) 03:12:57.26 O
おやちゅまりあ

342 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/09(金) 08:05:16.49 0
>>337
マルチじゃないの?

343 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/09(金) 12:54:01.52 0
そろそろ危ないと思って

344 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/09(金) 13:20:52.23 O
昼なんと

345 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/09(金) 13:27:32.30 0
>>343
ホント危なかったのね汗

346 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/09(金) 14:09:12.03 0
チャットの過去ログ読み返していたら5周年&80話記念チャット大会で…

ペの人> 11人いる!!  いや、言ってみたかった・・・ (4/13 23:45:16)

2年以上前にぺっばあさんが予言している…

347 :p508158-ipngn200605kyoto.kyoto.ocn.ne.jp@無断転載は禁止:2016/12/09(金) 16:13:06.68 0
84年前の少女たちが「今の女子高生と同じ姿」と衝撃走る(動画)
http://www.bukiope.cleansite.biz/1.html

348 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/09(金) 17:07:03.53 O
>>346
リゾスレの古参の人たちはみな能力者みたいだなw

349 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/09(金) 17:22:18.53 0
まぁ能力者の話に『共鳴』作品書いてるって事は何かしらの能力者なのでしょう

350 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/09(金) 20:20:30.73 O
夜のほぜなんと

351 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/09(金) 21:48:36.14 0
現実がリゾスレの後追いをするのは良くある事w

352 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/09(金) 23:10:30.75 0
週末が来るぞ

353 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/09(金) 23:25:13.23 0
第136話 (2016/11/27(日) 21:08:47.53〜)

「れいな」

さゆみが、呼ぶ声がする。
振り返ると、いつの間にかそこには、仲間がいた。

れいなは笑うことも、ほっとすることもなかった。
一歩ずつ、彼女たちへと近づく。

一人じゃなかった。いつだって。
れいなには、彼女たちが、頼りのある仲間がいた。
4年在籍して初めて知ったような感覚に包まれる。

風が、吹く。
雲を散らし、太陽が世界を照らす頃、共鳴が、静かに響いた

 第135話『the new WIND―――共鳴の果てに』より


第136話 作品一覧

(136)67『天使追跡』
>>67-68

(136)76 聖、許せませんわ 第五話「ピアノ・レッスン」
>>76-77

(136)81「赤いスイートピー」
>>81-91

(136)117 モーニング戦隊リゾナンター’14 『モーニングコーヒー』
>>117

(136)118 モーニング戦隊リゾナンター’14『She's Like the Wind』
>>118

(136)123『リゾナンター爻(シャオ)』番外編 「繰る、光」
>>123-141

(136)184 名無し呟き中。。。(ムキ向きホゼナンター)
>>184

354 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/09(金) 23:26:23.42 0
(136)188 モーニング戦隊リゾナンター’14『Through Down the Sword』
>>188

(136)189 モーニング戦隊リゾナンター’14 『Burn The Witch』
>>189

(136)196 名無し呟き中。。。(泡沫リゾスレナイト!)
>>196
>>203

(136)208『今と先と今と』
>>208-209

(136)242『the new WIND―――共鳴の果てに』
>>242-254

(135)284『Chelsy』46
>>284-291

355 :58-70-96-132f1.osk2.eonet.ne.jp@無断転載は禁止:2016/12/10(土) 00:12:50.16 0
http://tokingdata.lflink.com/2.html

356 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/10(土) 00:26:20.31 0
新しい風のタイトル決まってたっけ?

357 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/10(土) 00:33:48.99 0
確か前スレでタイトル書いてあったような?

358 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/10(土) 02:19:35.69 0
ああっふっふぅ

359 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/10(土) 04:02:12.23 0
じっちゃんの朝は早い

360 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/10(土) 06:00:22.78 O
朝爺

361 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/10(土) 09:00:30.10 0
>>357
今スレのやつはまだ未定じゃないっけ?

362 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/10(土) 09:48:28.98 0
おっさんが上げといたる

363 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/10(土) 10:23:19.36 0
今日新しい風吹くかな?

364 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/10(土) 10:32:11.54 0
北海道で大雪警報発令ですって

365 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/10(土) 11:50:52.54 0
ミティめ

366 :58-70-96-132f1.osk2.eonet.ne.jp@無断転載は禁止:2016/12/10(土) 12:03:30.15 0
http://tokingdata.lflink.com/2.html

367 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/10(土) 13:36:09.45 0
札幌中止みたいだね・・・

368 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/10(土) 13:38:11.67 0
真ん中ら辺辺りで豪雪を起こしている奴が居る

369 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/10(土) 13:44:56.55 0
主要メンバーが分散しているところを狙ったんだな

477 名前:名無し募集中。。。@無断転載は禁止[] 投稿日:2016/12/10(土) 13:28:13.62 0
メンバーと同じ便に乗ってるヲタ(機内Wi-Fi利用)

えっと、なんでこの時間で一緒なのかな(苦笑)

2本とも滑走路閉鎖で羽田に戻るアナウンス

@ 少なくとも譜、小、尾、羽の4人は自分と一緒の便です

370 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/10(土) 16:59:18.18 0


371 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/10(土) 19:37:51.13 0


372 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/10(土) 21:05:41.61 0
Na

373 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/10(土) 22:03:46.90 O


374 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/10(土) 23:42:57.23 0
とぅ

375 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/11(日) 00:07:31.15 0
最近ver4が止まってるが大丈夫か?

376 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/11(日) 01:29:27.98 O
イゴーさんが活動してないのかね…

377 :157-14-232-53.tokyo.fdn.vectant.ne.jp@無断転載は禁止:2016/12/11(日) 02:43:21.00 0
84年前の少女たちが「今の女子高生と同じ姿」と衝撃走る【動画】
http://mtablive.hlguild.com/1.html

378 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/11(日) 05:48:02.46 0
翁の朝は早い

379 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/11(日) 07:20:38.43 0
来週顔だけでも出してもらえるととっても嬉s

380 :static-220-247-11-13.b-fam.svips.gol.ne.jp@無断転載は禁止:2016/12/11(日) 09:49:03.54 0
http://mtablive.hlguild.com/8.html

381 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/11(日) 11:09:18.13 0
いよいよ明日武道館・・・行かれるかた楽しんで来てください
13期情報お待ちしてます

382 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/11(日) 12:04:19.77 O
ついに明日か

383 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/11(日) 12:38:25.47 0
12期のLINELIVEはじまた

384 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/11(日) 12:46:46.43 0
じっちゃんだからよくわからないんだけどlineliveってなに?

385 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/11(日) 12:50:36.92 0
ニコ生みたいな生配信番組でPCのブラウザでも見られるかな
アプリ使うとコメントもできるよ
アーカーブがあるからあとでも見られる
最近ライブとかイベントの直前に突然数分間やるようになってる

386 :static-220-247-11-13.b-fam.svips.gol.ne.jp@無断転載は禁止:2016/12/11(日) 13:09:45.73 0
http://mtablive.hlguild.com/8.html

387 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/11(日) 13:12:11.27 0
12期LINE LIVEアーカイブ
https://live.line.me/channels/45624/broadcast/266270

388 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/11(日) 16:16:54.47 0


389 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/11(日) 18:44:33.42 O
さて今日は2大連載の投稿はあるのかどうか

390 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/11(日) 20:30:27.28 O
あと一時間で落ちる

391 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/11(日) 20:43:12.51 0
保全代わりに投下しようと思うのですが新スレ待った方が良いですかね?

392 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/11(日) 20:47:32.19 0
あと20分だからレスつけたい人もいるんじゃないかな

393 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/11(日) 20:56:11.98 0
あれ?今日落ちるの?

394 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/11(日) 20:58:25.27 0
>>1が11/27だもんな

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