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【小説】リゾナントブルーのМVからストーリーを想像するスレ 第136話 [無断転載禁止]©2ch.net

189 :名無し募集中。。。@無断転載は禁止:2016/12/02(金) 05:07:07.09 0
そのラボは彼女にとっての聖域


「魔女の討伐ですか」
「……」
「ふぅ、まだ彼女には荷が重いですね」
「……」
「そうは仰りますが、カリーナノッテは3基の軍事衛星が機能して初めて100%の力を発揮するものです。現在我々が制圧した衛星は2基。これでは…」
「……」
「確かに天使の遺伝子を受け継ぐ者は彼女だけではありません。しかし、はいそうですか…」
「……」
「なるほど“箱”の扱いを私に任せると仰る。しかしながらどのみち“箱”の謎を解明できるのは組織の中では私だけでは」
「……」
「獅子身中の虫とは人聞きが悪い。私のあなたへの忠誠を疑うとはあんまりではありませんか」
「……」
「わかりました。ですが彼女一人ではカリーナノッテの起動さえ疑わしい。何人か護衛につけて…ええ、失っても支障の無い弾除けといっては何ですが」
「……」
「はい、人選その他はお任せください。では」


ふぅと溜息を一つついた科学者。
PCで行っていた何らかの作業を中断した上で組織のボスと会話を行っていたようだ

「まったく藤本さんにも困ったものです。こうなると今石川さんが動かせないのが悔やまれますね。いやむしろ好都合なのか」

人心地着いた彼女はラボ内の通信機能を起動させる


「ああ、宮崎さん。佳林さんを出撃させる準備をしてください。魔女の討伐だそうです」
「−−−」
「勿論承知してます。今の佳林さんでは本来の10%程度の火力しか発現できないでしょう。といって魔女がこちらの体制が整うのを待ってくれるとも思えませんしね」
「−−−」
「護衛を2名つけます。現在監視役を務めている二人、高木さんと植村さんでいいかと」
「−−−」
「困りましたね。能力者でもないあなたが同行しても、死にに行くようなものじゃないですか。う〜ん」
「−−−」
「まあ確かにそれは事実ですが。じゃあこうしましょう。例のテレポーター、金澤朋子さんですか。彼女も同行させます」
「−−−」
「ただですね、彼女の能力では同時に移動できるのは一人が限界でしょうね。ですからもしも魔女と遭遇した場合、宮崎さん、あなたが離脱してください」
「−−−」
「ああ、あなたを佳林さんの専属にしたのは間違いでしたね。ええ、確かに彼女は天使の遺伝子を受け継いだ貴重な存在ですが、私にとってはあなたの方が重要です」
「−−−−−」
「とにかく約束してください。そうでなければあなたを同行させるわけにはいきません。ええ」
「−−−」

「ふぅ、研究対象に情熱を注ぐことは間違いではありませんが、それが愛情となると問題ですねぇ」

科学者のいる部屋にはMRIに似た巨大な装置が設置されている
今、その架台には粛清人Rこと石川梨華が横たわっている
石川の脳内と同調したPCのディスプレイには人とも動物ともつかぬ何か得体のしれない画像が映し出されている

次回、モーニング戦隊リゾナンター’14 『Burn The Witch』

「最高にして最強のサイコキノである石川梨華はどんなイリュージョナリービーストを発現するのか、実に楽しみですね、ふふふふ」

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